「エギングロッドって万能に使えるらしい」そんな話を聞いて気になっている人も多いと思う。ただ、無理な使い方をしてロッドが折れたなんて話もある。この記事では釣種別の対応表何がいけて何がダメかを確認したうえで、自分に合うタイプの診断コスパの良い万能ロッド12本を紹介する。

記事内容をチェック
  1. エギングロッド1本で何でもやりたいけど本当にいけるのか
  2. 釣種別|エギングロッドでできる/できない一覧
  3. あなたに合う万能エギングロッド診断
  4. 万能エギングロッド10選|スペック比較表
  5. 万能エギングロッドおすすめ10選|タイプ別に解説
  6. まとめ|エギングロッド86M+PE0.8号で釣りの8割をカバーできる

エギングロッド1本で何でもやりたいけど本当にいけるのか

初心者
初心者
予算的にロッドを何本も買えません。エギングロッドが万能って聞いたけど本当ですか?
結論から言うと86Mなら8割の釣りをカバーできる。ただし残り2割は諦める必要がある。俺も最初の1本はエメラルダスXの86Mだったけど、エギング以外にワインドもジグサビキもそれ1本でやってた。

万能に使える条件は「86M・PE0.8号・ルアー7〜25g」

エギングロッドを万能に使うなら、8.6ftのMパワーが最も守備範囲が広い。短すぎると飛距離が出ず、長すぎると取り回しが悪い。

  • PE0.8号を巻いておけばシーバス〜LSJまで対応
  • 快適ルアー重量は7〜25g(3.5号エギがど真ん中)
  • リーダーはフロロ2〜3号を1ヒロでOK

「帯に短し襷に長し」になるケースもある

正直、エギングロッドで他の釣りをやると全て「80点の釣り」になる。でも1万円の1本で5つの釣りが80点でできるなら、そっちの方が断然楽しい。

  • 1万円の1本 vs 3,000円×3本なら前者の方が釣りの幅が広い
  • 100点が必要になるのは大物を狙い始めてから
  • ハマった釣種から専用ロッドを買い足すのが賢い順番

答えは明白。1本のまともなロッドの方が断然釣りの幅が広がる。100点が必要になるのは大物を確実に獲りたいステージに上がってから。

釣種別|エギングロッドでできる/できない一覧

ここが本題。エギングロッド86Mで各釣種がどこまでいけるのかを4段階でまとめた。まずは一覧表で全体像をつかんでみて。

判定 釣種 使用ルアー/仕掛け 対象魚 備考
エギング 2.5〜4号エギ アオリイカ 本来の用途
ワインド 14gジグヘッド+ワーム 太刀魚 シャクリ動作が完全共通
ジグサビキ 15〜20gジグ+サビキ サバ・小型青物 ウェイト最適
ちょい投げ オモリ5〜8号 キス・カレイ 感度良くアタリ取りやすい
シーバス 7〜20gミノー・バイブ シーバス〜70cm ビッグベイト不可
チニング 7〜14gフリーリグ・JH チヌ ボトム感度は専用に劣る
ライトショアジギング 〜20gメタルジグ サゴシ・ヤズ〜50cm 40gジグは折れるリスク
ロックフィッシュ 7〜20gテキサスリグ カサゴ・ハタ〜40cm 穴撃ちには長い
サビキ サビキ仕掛け+カゴ アジ・サバ・イワシ 足元OK。投げサビキ不向き
ハゼ釣り ちょい投げスタイル ハゼ 竿先が硬いぶんアワセやすい
ヒラメ ワーム・ジグヘッド ヒラメ・マゴチ 堤防OK。サーフ遠投は不向き
メバリング(ジグ単) 1〜3gジグヘッド メバル 硬すぎてバイト弾く
アジング(ジグ単) 0.5〜2gジグヘッド アジ 完全に不向き
泳がせ釣り 小型活餌 〜50cmまで 大型青物はパワー不足
× 本格投げ釣り 15号以上のオモリ カレイ・キス(遠投) ウェイト対応外
× 船テンヤ 40号テンヤ(約150g) マダイ ウェイト超過で破損
× ビッグベイト 30g超のルアー シーバス・バス 破損リスク大
× ブリクラス青物 40〜60gジグ ブリ・ヒラマサ パワー不足で獲れない

◎余裕でできる|エギング/ワインド/ジグサビキ/ちょい投げ

この4つは86Mの守備範囲ど真ん中。専用ロッドと遜色ないレベルで楽しめる

エギングは本来の用途。ワインドはシャクリ動作が完全共通で、14gJH+ダートワームで太刀魚が狙える。

  • ジグサビキ=15〜20gジグで飛距離もアクションも最適
  • ちょい投げ=オモリ5〜8号。高感度でキスのアタリが取れる

ジグサビキは快適ゾーンど真ん中で、サバや小型青物が群れで入ったときに最強。ちょい投げはギリギリ上限付近だが、高感度のおかげでキスのアタリがビンビン来る。

○条件付きでできる|シーバス/チニング/LSJ/ロックフィッシュ/サビキ/ハゼ/ヒラメ

この7つは条件を絞れば十分に成立する釣り。ただし専用ロッドとの差を感じる場面もある。

シーバスは7〜20gミノー・バイブでOK。70cmまで対応できるが、ビッグベイトは投げられない。

チニングは7〜14gフリーリグ・JHで成立する。ボトム感度は専用ロッドに劣るが、パワーは十分。

  • LSJ=20gジグまで。40gは折れるリスクあり
  • ロックフィッシュ=7〜20gテキサス。穴撃ちには長い
  • サビキ=足元OK。投げサビキは不向き

LSJは40gジグを無理に投げるとロッドが折れる。20gまでに抑えてサゴシ・ヤズ50cmクラスを狙おう。

ロックフィッシュは堤防のオープンエリアなら問題なし。テトラ際の穴撃ちには8.6ftは長い。

サビキは足元で落とすスタイルに限る。ハゼはちょい投げスタイルで十分楽しめる。ヒラメは堤防からワーム・JHで成立するが、サーフ遠投は飛距離不足。

エギングロッドでシーバスを釣る時、リーダーは何号がいい?

エギングと兼用するならフロロ2〜2.5号(8〜10lb)がちょうどいい。エギングでもシーバスでもそのまま使い回せる。シーバス専用なら3号にしたいところだが、兼用なら2.5号で妥協するのが現実的。

△厳しい|メバリング(ジグ単)/アジング(ジグ単)/泳がせ

この3つはやれなくはないが、ストレスが溜まるレベル。

メバリングは硬すぎてバイトを弾く。ただしフロートリグなら仕掛け自体に重さがあるので成立する。

  • アジング=0.5〜2gJHは完全に不向き。専用ロッド必須
  • 泳がせ=50cmまで。ブリクラスはパワー負け

アジング(ジグ単)は完全に不向き。キャストもアタリ取りもまともにできない。泳がせは小型活餌で50cmクラスまでなら何とかなるが、大物が来たら終了。

×無理|本格投げ/船テンヤ/ビッグベイト/ブリクラス青物

この4つはやってはいけない領域。ロッドが折れるか、魚が獲れない。

本格投げは15号以上のオモリで適合ウェイト超過。フルキャストでバキッといく。船テンヤは40号(約150g)で論外。

  • ビッグベイト=30g超はブランクスにダメージ蓄積で突然折れる
  • ブリクラス=パワー不足で魚を浮かせられない

ビッグベイトは30g超でウェイト超過。1回で折れなくても蓄積ダメージで突然破損する。ブリクラス青物はヒットしても浮かせられず、根に巻かれて終了。

あなたに合う万能エギングロッド診断

「やりたい釣りの幅」と「予算」の2つに答えるだけで、あなたに合ったタイプがわかります。

万能エギングロッド診断
2つの質問に答えるだけ

万能エギングロッド10選|スペック比較表

万能ロッドとして使えるエギングロッドを10本厳選した。まずはスペックを一覧で比較してみよう。

  • 8.6ft前後のMパワー中心(一部MLも含む)
  • 実売価格7,000円〜24,000円の現実的な価格帯
  • 万能ロッドとしての守備範囲の広さを重視
No. 商品名 長さ パワー 自重 エギ号数 適合ルアー 実売価格 万能度
1 ダイワ エギングX 86M 8.6ft M 113g 2.5〜4号 7〜25g 約11,000円 ★★★★★
2 シマノ 22セフィアBB S86M 8.6ft M 102g 2〜4号 6〜28g 約14,200円 ★★★★★
3 ダイワ エメラルダスMX 86M・E 8.6ft M 95g 2.5〜4号 7〜25g 約13,300円 ★★★★★
4 メジャークラフト 24ソルパラ SPE-862M 8.6ft M 非公開 2.5〜3.5号 7〜23g 約9,200円 ★★★★☆
5 オリムピック カラマレッティーUX 862M 8.6ft M 103g 2.5〜4号 7〜28g 約23,800円 ★★★★★
6 アブガルシア ソルティースタイル SYES-862M 8.6ft M 110g 2.5〜4号 7〜25g 約17,300円 ★★★★☆
7 シマノ 23ルアーマチック S86ML 8.6ft ML 145g 6〜28g 約7,200円 ★★★★☆
8 ダイワ エメラルダスX 83M 8.3ft M 108g 2.5〜4号 7〜25g 約17,500円 ★★★★☆
9 シマノ 22セフィアBB S86ML 8.6ft ML 100g 1.8〜3.8号 5〜24g 約15,400円 ★★★★☆
10 メジャークラフト 24ソルパラ SPE-862ML 8.6ft ML 非公開 2〜3.5号 5〜20g 約11,500円 ★★★☆☆

万能エギングロッドおすすめ10選|タイプ別に解説

ここからは各ロッドの特徴を詳しく紹介する。気になったモデルをチェックしてみて。

🎯 まず検討すべき王道Mパワーモデル

1. ダイワ エギングX 86M|BraidingX搭載の万能入門ロッド

ダイワの入門エギングロッドで、万能に使える最初の1本として申し分ない

BraidingX搭載でブランクスのネジレを抑え、エギングはもちろんワインドやジグサビキも快適にこなせる。約11,000円という価格も手が出しやすい。

  • スペック:8.6ft/M/113g/適合ルアー7〜25g
  • 特徴:BraidingXでネジレを抑制。万能入門に最適な1本
  • こんな人に:予算1万円前後で「最初の1本」を探している人
ダイワ(DAIWA)
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2. シマノ 22セフィアBB S86M|ハイパワーXの粘りで守備範囲が広い

シマノの定番エギングロッド。ハイパワーXによる粘り強さが万能向きの武器になる。

適合ルアー6〜28gと上限が広く、LSJの20g台メタルジグにも余裕で対応できる。102gの軽さも1日使いに効く。

  • スペック:8.6ft/M/102g/適合ルアー6〜28g
  • 特徴:ハイパワーXで粘り強く、ルアー上限28gで守備範囲が広い
  • こんな人に:シマノ派で不意の大物にも対応したい人
シマノ(SHIMANO)
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3. ダイワ エメラルダスMX 86M・E|95gの軽さが1日使いに効く

中級者向けのエメラルダス上位モデル。自重95gという軽さが最大の魅力

1日中振り続ける万能ロッドだからこそ軽さは正義。手首への負担が明らかに違う。長く使える1本を選びたいなら、最初から少し良いものを買うのは賢い判断。

  • スペック:8.6ft/M/95g/適合ルアー7〜25g
  • 特徴:95gの軽さでシャクリ疲れを大幅軽減。長く使える中級モデル
  • こんな人に:予算1.5万円で「買い替え不要の1本」を求める人
ダイワ(DAIWA)
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4. メジャークラフト 24ソルパラ SPE-862M|約9,200円で買える万能入門

2024年にモデルチェンジした新型ソルパラ。約9,200円で手に入る万能入門ロッド

旧モデルからブランクス設計が刷新され、操作感が良くなっている。浮いた予算でリールやエギを充実させたほうが釣果に直結する。

  • スペック:8.6ft/M/自重非公開/適合ルアー7〜23g
  • 特徴:24年モデルで刷新。約9,200円の万能入門ロッド
  • こんな人に:予算1万円以内で色んな釣りを試したい人
メジャークラフト
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⚖️ 他メーカーの実力派+超コスパ枠

5. オリムピック カラマレッティーUX 862M|国産カーボンの高感度

知名度ではダイワ・シマノに劣るが、ロッドの作りはガチ。国産カーボンブランクスにこだわるメーカーで、感度は同価格帯でも頭ひとつ抜けている。

適合ルアー7〜28gとやや上限が広く、万能ロッドとしての守備範囲がワンランク広がる。知る人ぞ知る実力派。

  • スペック:8.6ft/M/103g/適合ルアー7〜28g
  • 特徴:国産カーボンで感度が高い。ルアー上限28gで守備範囲が広い
  • こんな人に:ダイワ・シマノ以外で高品質な1本を選びたい人
オリムピック
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6. アブガルシア ソルティースタイル SYES-862M|KRガイドで感度が良い

アブガルシアのエギングモデル。KRガイド搭載で感度が良いのが特徴。

KRガイドはフレームが小さく、ブランクスに近い位置にラインが通る。ちょい投げやチニングなど感度が活きる釣りとの相性が良い。アブガルシア派なら迷わずこれ。

  • スペック:8.6ft/M/110g/適合ルアー7〜25g
  • 特徴:KRガイド搭載で感度が良く、万能釣りとの相性が良い
  • こんな人に:感度重視でエギング以外も楽しみたいアブガルシア派
アブガルシア
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エギングロッドの86Mと86ML、万能に使うならどっち?

86Mが正解。MLだとエギング(特に春の親イカ)でパワー不足になるし、シーバスやLSJでも心もとない。「軽いルアーも投げたい」なら86MLを2本目として買い足す方がいい。最初の1本は86M一択。

7. シマノ 23ルアーマチック S86ML|約7,200円の万能ルアーロッド

約7,200円で買える汎用ルアーロッド。エギング専用ではないが、エギングもシーバスもLSJもこなせる守備範囲の広さが強み。

自重145gとやや重いのが弱点。1日中シャクると疲れるので、エギングがメインなら上位モデルを選びたい。ただし「とにかく安く始めたい」人には最有力候補。

  • スペック:8.6ft/ML/145g/適合ルアー6〜28g
  • 特徴:約7,200円の汎用ルアーロッド。エギング以外にも使いやすい
  • こんな人に:予算7,000円台で「とりあえず始めたい」人
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📏 番手・パワー違い|86M以外の選択肢

8. ダイワ エメラルダスX 83M|取り回し重視のショートモデル

8.3ftの取り回し重視モデル。飛距離より操作性を優先したい人向け

86Mより3インチ短いぶん、小規模な漁港やテトラ帯での取り回しが良い。ロックフィッシュやチニングなど近距離戦の割合が多いなら選ぶ価値がある。

  • スペック:8.3ft/M/108g/適合ルアー7〜25g
  • 特徴:3インチ短いぶん取り回しが良く、漁港や小場所で活躍
  • こんな人に:小規模な漁港メインで近距離戦が多い人
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9. シマノ 22セフィアBB S86ML|秋イカメインなら最適のMLモデル

セフィアBBのMLパワー。軽量ルアーの操作性が上がるのが最大のメリット。

適合ルアー5〜24gで、7g以下のJHやワームも扱いやすい。秋イカメインでチニングやメバリング(フロートリグ)も視野に入れるなら、MLの方が使い勝手が良い。

  • スペック:8.6ft/ML/100g/適合ルアー5〜24g
  • 特徴:MLパワーで軽量ルアーの操作性が向上。秋イカメインなら最適
  • こんな人に:7g以下の軽いルアーも使いたい人(2本目のML候補)
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10. メジャークラフト 24ソルパラ SPE-862ML|ライトゲーム寄りの万能ML

24年モデルのソルパラML。約11,500円でMLパワーが手に入るコスパの良さが光る。

適合ルアー5〜20gで、軽量JHやフロートリグも扱える。ライトゲーム寄りの万能ロッドが欲しいなら候補になる。ただしエギングメインなら4番のSPE-862Mを選んだほうがいい。

  • スペック:8.6ft/ML/自重非公開/適合ルアー5〜20g
  • 特徴:約11,500円のMLモデル。ライトゲーム寄りの万能ロッド
  • こんな人に:MLパワーで軽いルアーも扱えるコスパ重視の人
メジャークラフト
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まとめ|エギングロッド86M+PE0.8号で釣りの8割をカバーできる

最後にこの記事のポイントをまとめるとこうなる。

  • 86M+PE0.8号なら堤防の釣りの8割をカバーできる
  • ジグ単のライトゲームと本格投げは物理的に無理
  • 迷ったらエメラルダスX 86M(約13,000円)が基準

エギングロッドをもっと掘り下げたい人は、こっちの記事もチェックしてみて。

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