エギングロッドでちょい投げはできる?兼用の条件とおすすめ8選【2026年】
「エギングロッドでキスも釣れるらしい」そんな噂を聞いたことがある人は多いと思う。実際、オモリ5〜8号ならキャストも操作も快適にこなせる。ただし15号以上の本格投げ釣りは無理。この記事では兼用の条件と快適にやるコツ、あなたに合うロッドの診断、そしておすすめ8本を紹介する。
エギングロッドでちょい投げって本当にできる?
オモリ5〜8号(18〜30g)ならキャストも操作も快適
エギングロッドの適合ウェイトはMLで6〜20g、Mで10〜30gが一般的。ちょい投げのオモリ5〜8号はこの範囲にぴったり収まるから、竿に無理をかけずに投げられる。普段エギ3.5号を投げている人ならキャストの感覚はほぼそのまま。
- MLクラスなら5〜6号、Mクラスなら7〜8号が快適ゾーン
- 竿の反発がオモリの重さとマッチするから飛距離もしっかり出る
- エギングタックルをそのまま転用できるのが最大のメリット
感度がいいからキスのアタリが手元に伝わる
投げ竿は遠投に特化しているぶん竿が長くて太く、近距離だとアタリがぼやけがち。一方エギングロッドは8.6ft前後と短く、ブランクスも細いから振動の伝達ロスが少なく、キスの「プルプルッ」が手元にダイレクトに届く。
- イカの繊細なアタリ用の設計がキスのアタリ感知にも活きる
- 竿が短いぶん、同じ距離でも投げ竿より振動が明確に伝わる
- 30〜50mのちょい投げ圏内なら感度は投げ竿を上回る
15号以上の投げ釣りは完全にアウト
15号のオモリは約56g。エギングロッドの適合上限(Mクラスで30g前後)の約2倍にあたるから、ブランクスが曲がりすぎてキャストのエネルギーが竿に吸収されてしまう。飛ばないうえに竿が壊れるリスクもある。
- サーフで100m先を狙うなら投げ竿4〜5号を用意すること
- カレイの本格投げ釣りも同様にエギングロッドでは不向き
- エギングロッドがカバーできるのは50m圏内のちょい投げまで
エギングロッドの万能性については「エギングロッド万能説|何に使える?対応釣種まとめ」で詳しく解説しています。
エギングロッドでちょい投げを快適にやるコツ3つ
エギングロッドでちょい投げが「できる」のはわかった。ここからは快適にやるための具体的なコツを3つ紹介する。
①オモリは5〜8号を選ぶ(ジェット天秤が投げやすい)
ナス型オモリは底をズルズル引くから根掛かりしやすいのが弱点。ジェット天秤なら回収時に浮き上がる構造だから根の荒いポイントでも仕掛けのロストが激減する。飛行姿勢も安定するので、エギングロッドの8割キャストでも効率よく飛距離が稼げる。
- ジェット天秤5〜8号が飛距離と根掛かり回避を両立
- MLクラスなら5〜6号、Mクラスなら6〜8号が快適ゾーン
- 回収時に浮き上がるから砂地以外のポイントでも使いやすい
②竿を立ててサビく(エギングのシャクリ感覚で誘える)
キスは仕掛けが動いた瞬間に反応する魚だから、「サビき」のテンポと幅がそのまま釣果に直結する。投げ竿の長さでは動きが大雑把になりがちだが、エギングロッドの8.6ftなら手首のスナップだけで仕掛けを5〜10cmずつ小刻みに動かせる。
- 竿を立て気味にすると底を切りやすく根掛かりも減る
- エギングのシャクリ感覚でサビけるから操作に慣れやすい
- ストップ&ゴーの緩急をつけるとキスの反応が明らかに変わる
③PE0.8号+力糸なしでOK(飛距離50mで十分釣れる)
本格的な投げ釣りだとPEの高切れを防ぐために力糸が必須だが、5〜8号のちょい投げなら負荷が小さいからPE0.8号の直結で問題ない。ラインシステムを組み直す手間がゼロなのが兼用の一番の恩恵だ。
- PE0.8号+フロロ2〜3号リーダー1ヒロでそのまま転用OK
- オモリ5〜8号で飛距離50m前後。キスの射程には十分届く
- エギングと全く同じラインで釣りが成立するから荷物も減る
あなたに合うエギング×ちょい投げ兼用ロッド診断
ちょい投げの使い方と予算から、あなたに合うロッドのタイプを診断します。
兼用ロッド8選|スペック比較表
ここからはエギングとちょい投げの兼用で使えるロッドを8本厳選した。まずはスペックを一覧で比較してみよう。
| 商品名 | メーカー | 長さ | 硬さ | 適合エギ | 適合ウェイト | 実売価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 23ルアーマチック S86ML | シマノ | 8.6ft | ML | 2.5〜3.5号 | 6〜28g | 約7,173円 |
| 24ソルパラ SPE-862M | メジャークラフト | 8.6ft | M | 2.5〜4.0号 | 7〜35g | 約9,180円 |
| 24ソルパラ SPE-862ML | メジャークラフト | 8.6ft | ML | 2.0〜3.5号 | 6〜28g | 約11,484円 |
| エギングX 86M | ダイワ | 8.6ft | M | 2.5〜4.0号 | 7〜35g | 約11,165円 |
| 22セフィアBB S86ML | シマノ | 8.6ft | ML | 2.0〜3.5号 | 6〜28g | 約15,379円 |
| 22セフィアBB S86M | シマノ | 8.6ft | M | 2.5〜4.0号 | 7〜35g | 約14,235円 |
| エメラルダスMX 86M・E | ダイワ | 8.6ft | M | 2.5〜4.0号 | 7〜35g | 約13,300円 |
| エメラルダスX 83M | ダイワ | 8.3ft | M | 2.5〜4.0号 | 7〜35g | 約17,500円 |
兼用ロッドおすすめ8選|詳細レビュー
スペック表で気になるモデルが見つかったら、ここから詳細をチェックしてみて。価格帯別に並べているから、予算に合わせて選びやすいはず。
— 1万円以下 —
シマノ 23ルアーマチック S86ML
エギング専用設計ではない汎用ロッドだが、そのぶん適合ウエイト6〜28gと懐が深い。ちょい投げのオモリからエギまで1本でカバーできる守備範囲の広さが最大の武器。シマノの自社工場生産で、この価格帯にしてはブランクスの仕上がりが丁寧だ。
- 適合6〜28gでオモリ7号でもまだ余裕がある
- 8.6ftでキスのちょい投げ圏内(50m)を十分カバーできる
- 実売約7,000円。兼用入門のリスクが低い価格帯
— 1万円台 —
メジャークラフト 24ソルパラ SPE-862M
ルアーマチックとの一番の違いはエギング専用設計であること。24年モデルでブランクスが刷新され、ティップの入り方がエギのダートに最適化されている。ちょい投げだけでなくエギングの操作感も妥協したくない人向き。
- 適合ウェイト7〜35gでオモリ8号(30g)も余裕
- Mクラスのバットパワーでカレイの引きにも対応
- 約9,000円。エギング専用設計で1万円を切るコスパ
メジャークラフト 24ソルパラ SPE-862ML
M版よりティップが繊細に入るから、キスの「プルッ」という前アタリまで拾える。キス狙いの感度を重視するならM版よりこのML版のほうが有利。エギ2.0号にも対応するから秋イカのライトエギングにも向いている。
- MLクラスで5〜6号オモリとの相性がベスト
- 適合6〜28gでちょい投げの範囲は十分カバーできる
- 約11,000円。感度重視でキスをメインに狙いたい人向き
ダイワ エギングX 86M
ブレーディングXでブランクスの捻れを抑えているから、ちょい投げのオモリが狙った方向に素直に飛ぶ。キャストの方向精度が高いのはエギングでもちょい投げでも大きなメリット。Mクラスなので8号オモリまで余裕をもって扱える。
- Mクラスでオモリ7〜8号にしっかり対応
- 約11,000円。ダイワ入門機として長年売れ続けた実績
- グリップ周りの握りやすさに定評がある
— 1万5千円〜2万円 —
シマノ 22セフィアBB S86ML
入門機との差がはっきり出るのはブランクスの「張り」と「戻り」。ハイパワーXのおかげでシャクった後のティップの収束が早く、エギのダートが明確になる。ちょい投げでもこの反応の良さがアタリの感度に直結してくる。
- MLクラスでオモリ5〜7号のちょい投げに最適な硬さ
- ハイパワーXでキャスト精度が高く、狙ったポイントに落としやすい
- 約15,000円。エギングの腕も上げたい人の長期パートナー
シマノ 22セフィアBB S86M
ML版との違いはバットパワー。オモリ8号まで竿に余裕を持たせたいならM版が安心だし、春の親イカで4号エギをしっかりシャクりたい人にもMのパワーが年間を通して活きる。ML版より約1,000円安いのも見逃せない。
- Mクラスでオモリ8号まで快適にキャスト
- カレイやアイナメなど引きの強い魚にもバットで対抗できる
- 約14,000円。ML版より安いのにカバー範囲は広い
ダイワ エメラルダスMX 86M・E
HVFナノプラスブランクスの恩恵は「軽さ」と「感度」の両立。ちょい投げでオモリを引いてくるときの底質の変化(砂→石→砂)が手元に伝わるくらい感度が高い。キスがどんな底にいるかを探りながら釣れるのがこのクラスの面白さ。
- Mクラスでオモリ7〜8号に対応。ちょい投げも余裕
- エアセンサーシートで軽量。1日使っても手首が疲れにくい
- 約13,000円。エギング本気勢がちょい投げにも使える1本
ダイワ エメラルダスX 83M
8.3ftのショートレングスが活きるのは、堤防の際や漁港の狭い足場でピンポイントにオモリを落としたい場面。8.6ftだと竿が周囲に当たりそうな場所でも、30cmの差がキャスト動作の自由度に直結する。短いぶん自重も軽いから、エギングとちょい投げを1日交互にやっても手首がもつ。
- 8.3ftのショートレングスで狭い場所でもキャストしやすい
- Mクラスでオモリ7〜8号にしっかり対応できるパワー
- 約17,500円。漁港メインで長く愛用できる品質
市販のちょい投げ仕掛けセット(5〜8号)をそのまま使えばOK。ジェット天秤なら飛距離も出やすいし、根掛かりも減る。天秤に仕掛けをセットしてリーダーに結ぶだけだから、エギングの合間にサッと切り替えられる。
まとめ
エギングロッドでちょい投げはオモリ5〜8号の範囲なら十分に快適にできる。エギングの感度がキスのアタリにも活きるから、むしろ投げ竿より楽しめるくらい。
- オモリ5〜8号(18〜30g)ならエギングロッドで快適にちょい投げ可能
- 15号以上は絶対NG。ティップ破損のリスクがある
- 迷ったらMクラスの8.6ftが万能。エギングもちょい投げも1本でいける
ロッドが決まったら、次はエギングロッドの万能な使い方もチェックしてみて。サビキにも使えるから、1本で色々遊べる。
※ 価格・スペックは2026年4月時点の情報です。最新の価格はリンク先(Amazon)でご確認ください。


