バス用ベイトリールはソルトで使える?兼用できる釣りと選び方
バス用に買ったベイトリール、海でも使えないか。ソルト対応かどうかわからないし、錆びて壊れたら困る。バス用ベイトリールの多くはソルトでも使えるが、使い方と洗い方を間違えると寿命が一気に縮まる。使える理由と注意点、選び方、自分向きか診断してから判断しよう。
バス用ベイトリールをソルトで使える理由と気をつけること
バスとソルトで共通して使える理由
現行のシマノ・ダイワのベイトリールは防水・防錆設計が標準化されており、シマノはXプロテクト、ダイワはマグシールドで内部への浸水を抑制している。バス釣りで使う10〜30gのルアーウエイトはチニングやロックフィッシュと近く、ドラグ・ブレーキの設定をほぼそのまま流用できる場面も多い。
- 防水設計が標準化されている
- ルアー重量帯がソルトと近い
- ドラグ設定をほぼ流用できる
海水使用で起きやすいトラブル
海水に含まれる塩分はベアリングの内部に浸透して錆を発生させる。1回の釣行後に真水洗いを怠ると、2〜3回目の釣行から巻き感が重くなり始め、放置するとベアリング交換が必要になる。ドラグワッシャーも塩分で硬化するため、釣行後はドラグを緩めて保管することが長持ちの基本だ。
- 使用後の真水洗いが絶対条件
- 塩分でベアリングが錆びる
- ドラグ緩め保管で劣化を防ぐ
ソルトで使いにくい場面と向かない釣り
バス用ベイトリールはPEラインへの対応が前提設計ではないモデルが多く、PE1号以上の太いラインを使う青物ジギングや大型シーバスには番手が合わないことがある。また100番クラスのベイトリールはラインキャパが少なく、深場の釣りには向かない。チニングやロックフィッシュなど20〜30gまでの近場の釣りが兼用の現実的な範囲だ。
- 青物ジギングは番手が合いにくい
- 深場はラインキャパが不足しがち
- チニング・ロックフィッシュが現実解
バス・ソルト兼用ベイトリールの選び方
防水規格(Xプロテクト・マグシールドの有無)
シマノのXプロテクト搭載モデルは内部への浸水を大幅に低減しており、ダイワのマグシールドも同様の効果がある。どちらかの防水機構が搭載されているモデルを選ぶことが、ソルト兼用の最低条件だ。カタログや商品ページで確認してから選ぼう。
- Xプロテクト搭載が海使用の目安
- マグシールドも同等の防水効果
- 防水記載なしモデルはソルト非推奨も
ドラグ力(ソルトで走る魚に対応できるか)
バス釣りでは3〜4kgのドラグ力で十分だが、チニングでチヌが走ったりロックフィッシュが根に潜ろうとする場面ではドラグ5kg以上あると安心感が違う。ほとんどの中〜上位ベイトリールはこの要件を満たしているが、格安モデルはドラグが弱い場合があるため確認が必要だ。
- ソルトはドラグ5kg以上が安心
- 根魚は根に潜るのでドラグ力が重要
- 格安モデルはドラグ力を要確認
ブレーキシステム(ソルトキャスト環境での使いやすさ)
DCブレーキ搭載モデルは風の影響を受けやすい海岸でのキャストで飛距離とバックラッシュ制御のバランスが取りやすい。海はバス釣りより風が強い場面が多く、DCブレーキは兼用において大きなアドバンテージになる。SVSやマグブレーキでも対応できるが、DCの方が調整の手間が少ない。
- 海はバスより風が強い場面が多い
- DCブレーキは風対応のバックラッシュ制御が優秀
- SVS・マグブレーキでも対応は可能
自分の釣りにバス兼用ベイトリールが合うか診断する
3つの質問でぴったりなリールがわかります
Q1. ソルトでメインに狙う魚は?
Q2. 使うルアーの重さは?
Q3. 予算感は?
バス・ソルト兼用ベイトリール スペック比較表
| 商品名 | 自重 | ギア比 | ドラグ | ブレーキ | 防水 | 実売 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ダイワ 25タトゥーラ SV TW | 185g | 6.3/7.1/8.1 | 5kg | SV TW | マグシールド | ¥20,998 |
| シマノ メタニウム | 175g | 6.2/7.1/8.1 | 5kg | SVS∞ | Xプロテクト | ¥33,714 |
| シマノ 21スコーピオン DC | 195g | 7.2/8.2 | 5.5kg | DC | Xプロテクト | ¥40,826 |
| シマノ 24メタニウム DC | 185g | 6.2/7.1/8.1 | 5kg | DC | Xプロテクト | ¥44,509 |
| ダイワ 19スティーズ CT SV TW | 150g | 6.3/7.1/8.1 | 4.5kg | SV TW | マグシールド | ¥55,611 |
おすすめバス・ソルト兼用ベイトリール
〜3万円|バス釣り入門・ソルト試してみたい人向け
ダイワ 25タトゥーラ SV TW
2024年最新モデルでマグシールド搭載。SV TWブレーキは5〜35gの幅広いルアー重量に対応しており、バスのフロッグゲームからチニングのテキサスリグまで同じセッティングで使いやすい。185gの軽さで1日持ち続けても疲れにくい。
- マグシールドで海水対応済み
- SV TWで5〜35gを幅広くカバー
- 185gで1日釣行でも快適
使用後すぐに真水でリール全体を流す。ドラグを最大まで締めた状態でシャワーを当てるのが基本で、その後ドラグを緩めて風通しのいい場所で陰干しする。ベアリングへの注油は1〜2ヶ月に一度が目安だ。
3〜4.5万円|本格バーサタイル・ソルトも高水準で使いたい人向け
シマノ メタニウム
175gという圧倒的な軽さとXプロテクト防水を備えたシマノのバーサタイル機。SVS∞ブレーキはソルトのキャストで風が変わっても安定しやすく、バスで使い込んだ感覚をそのままシーバスやチニングに持ち込める。
- 175gでXプロテクト搭載
- SVS∞がソルトの風でも安定
- バスの感覚をソルトに持ち込める
シマノ 21スコーピオン DC
DCブレーキ搭載でバスからシーバス・チニングまで幅広く対応できるシマノの定番バーサタイル機。海岸で風が強い状況でもDCが自動でブレーキ調整するため、バックラッシュを気にせずキャストに集中できる。
- DCブレーキで風でもバックラッシュしにくい
- Xプロテクトで海水にも安心
- バスからソルトまで守備範囲が広い
ソルトではDCブレーキの方が風に対して自動対応できる分、バックラッシュのリスクが低い。SVSは手動調整が必要だが慣れれば十分対応できる。強風が多い釣り場に行くならDCの方が安心だ。
4.5万円以上|こだわり派・軽さと精度を最優先したい人向け
シマノ 24メタニウム DC
メタニウムにDCブレーキを載せた2024年モデル。185gの軽さとDCの自動ブレーキ制御を両立し、バスの繊細な釣りからソルトの風の強い場面まで1台でこなせる。バスとソルトを高いレベルで兼用したい人が行き着く1台だ。
- 185gにDCブレーキを両立した2024年モデル
- 軽さと制御精度を最高水準で確保
- バス・ソルト兼用の最終回答
ダイワ 19スティーズ CT SV TW
150gというベイトリール最軽量クラスの自重でソルトにも対応できる。マグシールドを搭載しながらG1ジュラルミンスプールの感度の高さを生かしてチニングの繊細な底取りも快適にこなせる。軽さにこだわる釣り人が最終的に選ぶリールだ。
- 150gでマグシールド搭載の最軽量クラス
- G1ジュラルミンスプールで感度が高い
- チニングの底取りも繊細に対応
まとめ|バスリールでソルトを楽しむために
バス用ベイトリールはマグシールドかXプロテクト搭載モデルであればソルトで十分使える。使用後の真水洗いとドラグ緩め保管さえ守れば寿命は大幅に延ばせる。チニングやロックフィッシュから始めて慣れてきたらシーバスへと守備範囲を広げていくのが現実的な流れだ。


