ボートロックは投げないのに仕掛けで差が出る?見る所は魚種と水深の2つ
船で使うリグを、陸っぱりと同じ基準で選ばなくて大丈夫です。ボートロックはキャストしません。船が流れて次のポイントに入るので、底さえ取れていれば釣りになります。
だから飛距離で選ぶ理由が消えます。代わりに見るのは水深と、狙う魚の2つです。水深40mなら30後半から40g、30〜40cmを釣るなら20g前後が目安になります。
魚のほうは、アカハタなら底に張り付いて甲殻類を食うのでテキサスにクロー系を合わせます。中層を追うならジグヘッドです。最初の1つはテキサスで構いません。重さもフックも後から替えられるので、その日に合わなくても組み直せます。
▶ 先に、アカハタの釣り方を1本見ておきます
テキサスリグに絞ってアカハタを釣っていく実釣回です。底を撃つ釣りのテンポが、この記事で言う「底が取れていれば成立する」の中身になります。
陸っぱりで使っているテキサスのまま、船に乗っていいのか分からない
- 船はキャストしない
- 飛距離は要らない
- 見るのは底が取れるか
そのままで大丈夫です。
ただ、選ぶ基準はショアとまったく別のところに移ります。
ボートロックはキャストしません。船が流れて次のポイントに入ります
ここが陸っぱりとのいちばん大きな違いです。
自分で投げて広く探るのではなく、船が動いて新しい場所に連れて行ってくれます。
底さえ取れていれば、それで釣りが成立します。
投げないので、遠くへ飛ばすための重さも姿勢も関係がありません。
水深40mなら30後半から40g、30〜40cmの魚なら20g前後
重さの目安はこの2つの見方で決まります。
深さで決める見方と、掛ける魚の大きさで決める見方です。
水深40mくらいを釣るなら30後半から40g。
30〜40cm前後の魚をテンポよく拾っていくなら20g前後が基準になります。
| リグ | シンカーの付き方 | 向く場面 | 目安の重さ |
|---|---|---|---|
| テキサス | 中通しでワームの直前に来る | 根の中を撃つ・アカハタ | 28g(1oz)前後 |
| フリーリグ | シンカーが先に着底しワームが遅れて沈む | 砂地混じり・食いが渋い日 | 10〜56g |
| ジグヘッド | ヘッドとフックが一体 | 中層を巻く・オオモンハタ | 21〜28g |
潮が速い日は、この目安のまま落とすと底を切ってしまいます。
1段重いものを1つ入れておくと、その日だけで帰らずに済みます。
実際に持ち物を書き出している人の投稿も置いておきます。
📱 実際に買った人の投稿(Xより)
その日の釣りものごとに用意するものを覚え書きにしている方の投稿です。ボートロックの行にはシンカーとフック、ワームの3つだけが並んでいます。
アカハタとアイナメで、仕掛けを替えるのか分からない
- 底に張り付く魚
- 中層を追う魚
- 迷ったらテキサス
替えます。
底に張り付いて甲殻類を食う魚と、浮いてベイトを追う魚で通し方が逆になるからです。
アカハタは底に張り付いて甲殻類を食う。テキサスにクロー系です
アカハタはボトムから離れません。
食べているのもエビやカニなので、底を這わせる形が合います。
テキサスはオフセットフックで針先がワームに隠れるので、根の中を通しても掛かりにくくなります。
甲殻を食う魚にもベイトを追う魚にも使えるので、シリーズで1つだけ選ぶならここです。
中層を追わせたいならジグヘッドに替えます
オオモンハタのように、浮いてベイトを追うタイプがいます。
この魚は底を撃つより、少し切って巻いたほうが反応します。
浅い場所なら21g、40mを超えるならスイミング用の28gが扱いやすくなります。
リフトしてからのフォールでアタリが出るので、底に置いたままにしません。
ワームの選び方は、オオモンハタはシャッドテールの中層ただ巻きで食う|活性で使い分ける鉄板ワーム8選にまとめてあります。
フリーリグはシンカーが先に着いて、ワームが遅れて沈みます
3つ目の選択肢がこれです。
シンカーが先に着底し、そのあとワームがゆっくり落ちていきます。
この遅れて落ちる時間が、食いが渋い日に効きます。
ただしフリーリグの売りである遠投性能は、投げない船では使いません。
📱 深場で2オンスを使っている投稿(Xより)
深場を2オンスのシンカーで探ってホウキハタを掛けた方の投稿です。40mを超えると、ここまで重さを上げて底を切らずに止める場面が出てきます。
迷ったらテキサスから入ってください
3つ並べましたが、最初の1つはテキサスで構いません。
重さもフックも自分で組み替えられるので、その日の潮に合わせやすくなります。
シンカーとフック、ワームの3つを別々に買えば、そのまま組めます。
合わなければシンカーだけ替える、という直し方ができます。
竿のほうは、ボートのオオモンハタ・アコウは何ftのロッドがいい?巻きと撃ちで選ぶおすすめ7本で選べます。
あなたにピッタリなボートロックのリグを30秒で診断
底を撃つのか中層を巻くのか、あとは水深。この2問で1つに決まります。
Q1. 底と中層、どっちを釣りますか?
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この記事で紹介するおすすめ商品
3つのリグを組むのに要るものを並べます。
いちばん安いのがフックの298円、高いのがシンカー5個入りの1,680円でした。
| 商品 | 役割 | 値段/重さ | 向く場面 |
|---|---|---|---|
| YZD バレットシンカー 28g | テキサスの標準 | 1,680円/28g・5個 | 根の中を撃つ |
| ダイワ フリリグシンカーR 56g | 深場の重い側 | 555円/56g | 40mを超える日 |
| カツイチ デコイ Worm29 ロックンフック | オフセットの定番 | 298円/#3/0 | 針先を隠して根を通す |
| エコギア バグアンツ 3インチ | クロー系の基準 | 914円/3インチ | 甲殻を食う魚に |
| イッセイ海太郎 根魚玉 21g #2/0 | 浅場のジグヘッド | 644円/21g | 中層を巻く |
| イッセイ海太郎 スイミング根魚玉 28g #3/ | 深場のジグヘッド | 1,030円/28g | 40mでただ巻き |
YZD バレットシンカー 28g(1oz)5個
テキサスを組む中通しのシンカーです。28g(1オンス)は30mまでの水深で一番使う重さで、根の中に入れても手前に払い出されにくくなります。5個入りなので、根掛かりで失っても1日もちます。1,680円でした。
ダイワ フリリグシンカーR 56g(2oz)
40mを超える日の重い側です。56g(2オンス)まで上げると、潮が速くても底を切らずに止められます。フリーリグなのでシンカーが先に着き、ワームが遅れて落ちます。555円。
カツイチ デコイ Worm29 ロックンフック #3/0
テキサスにもフリーリグにも使うオフセットフックです。#3/0はバグアンツの3インチにちょうど合う大きさで、針先をワームに隠せるので根の中を通せます。298円でした。
エコギア バグアンツ 3インチ
甲殻を食う魚に合わせるクロー系です。3インチはアカハタやキジハタを狙うときの基準サイズで、テキサスでもフリーリグでも使えます。914円。
ここまでの4つが、底を撃つ一式です。
ここから下は、中層を巻く時に足すジグヘッドになります。
- 上4つで底を撃てる
- 下2つは中層用
- 水深で21gと28gを分ける
イッセイ海太郎 根魚玉 21g #2/0
浅い場所で中層を巻くジグヘッドです。21gは30mまでで一番使う重さで、リフトしてからのフォールでアタリが出ます。644円でした。
イッセイ海太郎 スイミング根魚玉 28g #3/0
40mを超える日の巻き用です。スイミング用のヘッドで28gあるので、深い場所でもレンジを外さずにただ巻きで通せます。1,030円。
よくある質問
水深40mなら30後半から40g、30〜40cm前後の魚を狙うなら20g前後が目安です。船は投げないので飛距離は要りませんが、潮が速い日は底が取れなくなるので1段重いものも入れておいてください。
そのままで始められます。テキサスはオフセットフックで針先がワームに隠れるので根掛かりしにくく、甲殻を食う魚にもベイトを追う魚にも対応します。迷ったらここからで問題ありません。
あります。ただし売りである遠投性能は船では使いません。効くのは、シンカーが先に着底してワームが遅れてゆっくり沈むところです。食いが渋い日や、砂地が混じる場所で差が出ます。
テキサスにクロー系のワームです。アカハタは底に張り付いて甲殻類を食うので、底を這わせて根の中を通せる組み合わせが向きます。
中層を追う魚を巻いて釣る時です。オオモンハタのように浮いてベイトを追うタイプは、底を撃つより少し切って巻いたほうが反応します。
まずオフセットフックで針先が完全に隠れているか見てください。それでも掛かるなら、シンカーを軽くするよりリグをテキサスに寄せて、底を切る時間を短くするほうが効きます。
クロソイ、アイナメ、タケノコメバル、オオモンハタ、キジハタ、アカハタが代表的です。底に張り付くタイプと中層を追うタイプで、選ぶリグが変わります。
記事のまとめ
- 投げないから飛距離は不要
- 水深で重さを決める
- 魚でリグを替える
船は投げません。だから見るのは水深と、狙う魚の2つだけになります。
水深40mなら30後半から40g、30〜40cm前後の魚なら20g前後。アカハタのように底に張り付く魚はテキサスにクロー系、オオモンハタのように浮く魚はジグヘッドで巻きます。
- テキサスが向く人:根の中を撃つ人、まず1つだけ買う人
- フリーリグが向く人:食いが渋い日に落ち方で食わせたい人
- ジグヘッドが向く人:中層を追う魚を巻いて釣りたい人
決める順番はこの3つです
- 船で入る水深(30mまでか、40mを超えるか)
- 狙う魚(底に張り付くか、中層を追うか)
- その日の潮(速ければ1段重く)
- 船宿のページで、その日の水深と釣れている魚を確かめる
- 底を撃つならテキサス一式、中層を巻くならジグヘッドを足す
- 底を撃つなら Amazonでバレットシンカー 1オンスを見る/中層を巻くなら Amazonで根魚玉 21gを見る
【参考にした情報】
①つり人オンライン「【ロックフィッシュ】状況別に使い分ける“基本リグ”8選」(リグごとの構造と向く場面)。2026年9月19日確認。
②TSURI HACK「5分で理解【ボートロックフィッシュ超入門】」(対象魚とタックルの基準)。
③釣りクラウド「オフショアでロックフィッシュが釣れるリグ、仕掛けについて徹底解説」(ボートからは陸っぱりと違いキャストせず、底取りだけできていれば釣りが成立する/テキサスはオフセットで針先が隠れ甲殻・ベイト両方に対応する万能リグ/フリーリグはシンカーが先に着底しワームが遅れて沈む)。
④まるなか大衆鮮魚「ロックフィッシュ狙いにおけるフリーリグを使う場面・使い分け」(シンカーの重心とキャスト姿勢)。
⑤釣れないアングラー ニチ・joe「【ロックフィッシュ】アカハタの釣り方実釣解説」。
⑥Xの投稿2本(ボートロックの持ち物の覚え書き/深場で2オンスを使った釣行)。いずれも投稿者本人の書き込みで、当サイトの実釣ではありません。
シンカーの重さの目安(水深40mで30後半〜40g/30〜40cmの魚で20g前後)は①③の記述をもとにしています。
価格はいずれも2026年9月19日時点のAmazon表示です。
本記事は実釣の長期検証ではなく、公表値と釣り人の投稿を突き合わせたものです。
※当サイトの個人的見解です。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。価格・在庫はリンク先の最新表示を確かめてください。(更新:2026年9月)
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