エギ王TRシンカー(ヤマシタ)vs 仮面シンカーボート3(ダイワ)|ティップランの脱着シンカー
ショア用のエギをそのまま船に持ち込んでティップランをやりたいのに、脱着シンカーが手持ちのエギに付くのかがわかりません。ヤマシタのエギ王TRシンカーとダイワの仮面シンカーボート3、どっちを買えば付くんでしょうか…
そこで両社の公式ページを読み比べてみました。ヤマシタは「ほとんどのエギに付く」と1行だけ、ダイワは付くエギをエメラルダスの4シリーズに絞って書いています。手持ちがエメラルダス系なら仮面シンカーボート3、それ以外のエギならエギ王TRシンカーでOKです。
あとは25gや80gまで欲しい深場の船に乗る場合、仮面シンカーボート3(7〜80gの10サイズ)ならその重さもそろっているので、こっちを選んでおくとラクです。
▶ まずは手持ちのエギで始める形を動画で
ヤマシタ公式が、ショア用のエギにシンカーを足してティップランをやる形を解説している回です。
手持ちのエギに付くのはどっち?公式の書き方が正反対だった
- ヤマシタは「ほとんどのエギに付く」だけ
- ダイワは対応エギを型番で指定
- ダイワのエギなら仮面シンカーボート3
先に答えを置きます。
手持ちのエギがダイワのエメラルダス系なら仮面シンカーボート3、それ以外ならエギ王TRシンカーです。
この2つ、公式ページでの適合の書き方がまるで違いました。
そこが選び分けの線になります。
ヤマシタは「市販されているほとんどのエギ」としか書いていない
- 適合は文章で1行だけ
- 型番別の適合表はない
- 2箇所のスリットでアイの位置を選べる
ヤマシタ公式のエギ王TRシンカーのページには、こう書かれています。
「市販されているほとんどのエギの形状に装着出来る」。
型番を並べた適合表はありません。
つまり、手元のエギに付くかどうかは公式では確かめられません。
そのかわり、形の説明が具体的です。
「2箇所のスリットが入っていて、キャスティングで使用する通常のエギのアイの位置でもスナップを通すことが出来る」とあります。
ショア用のエギをそのまま船に持ち込む人を、はっきり想定した形です。
手持ちのエギが1本もムダにならないので、始めるときの買い物が減ります。
ダイワは対応エギを4シリーズ、号数まで書いている
- 対応はエメラルダスの4シリーズ
- 号数と重さまで指定されている
- 他社のエギは書かれていない
仮面シンカーボート3は、書き方が逆でした。
ダイワ公式が対応エギをエメラルダスの4シリーズに絞って、号数と重さまで載せています。
自分の持っているエギが表にあるかどうかで、その場で判断できます。
かわりに他社のエギは1つも書かれていません。
| 対応エギ(ダイワ公式) | 号数と重さ |
|---|---|
| エメラルダス ボート RV | 3.0号-25g/3.5号-30g |
| エメラルダス ボートⅡ/ボートⅡ RV | 3.0号-25g・35g/3.5号-30g |
| エメラルダス ボート ジョイント | 3.0号-25g/3.5号-30g |
| エメラルダス アモラス ジョイント | 2.5号/3.0号/3.5号 |
📱 関連する話題(Xより)
ティップランには専用エギを使う形と、ショア用のエギに専用ヘッドを足す形の2つがあると書いている投稿です。この記事で比べているのは後者のヘッドのほうです。
ダイワのエギに他社のシンカーを合わせるのは避けたほうがいい
- 適合表ブログは同メーカーを推している
- ボート3はクリアランスが大きい
- 公式表どおりでも付かない重さがある
ティップランシンカーの適合表を作って公開しているブログがあります。
そこでは「ダイワのエギは他社のTRシンカーとの相性が悪く、同メーカーの仮面シンカーボートを使う必要があります」と書かれていました。
逆向きの注意も書かれています。
「仮面シンカーボート3は仮面シンカーボート2に比べてシンカーのクリアランスが大きくなっているため、ダイワ以外のエギには合い難い設計」だそうです。
さらに、同じブログにはこんな一行もありました。
エメラルダス ボートⅡの3.0号35gは公式では対応と書かれているのに、実際は「アイが出ません」。
つまり公式の表が出ていても、重さによっては付かない組み合わせがあります。
買う前に、手元のエギの号数と重さまで見ておくと安心です。
重さの刻みと固定のしかたは、どこが違うのか
| シンカー | 公式が書いている適合 | 重さの刻み | 1袋の入数 |
|---|---|---|---|
| エギ王TRシンカー | 市販されているほとんどのエギの形状 | 7・10・15・20・30・40・50・60g | 公式に記載なし |
| 仮面シンカーボート3 | エメラルダスの4シリーズを型番で指定 | 7・10・15・20・25・30・40・50・60・80g | 7〜40gは2個/50g以上は1個 |
- 刻みは仮面シンカーボート3が10サイズ
- 25gと80gは仮面だけにある
- 固定はどちらもスナップとバンド
適合で決まらなかった場合は、ここを見ます。
重さの刻みは仮面シンカーボート3が10サイズ、エギ王TRシンカーが8サイズです。
25gと80gが要る海なら、選べるのは仮面シンカーボート3だけ
- TRは7〜60gの8サイズ
- 仮面は7〜80gの10サイズ
- 差は25gと80gの2つ
エギ王TRシンカーは7・10・15・20・30・40・50・60gです。
仮面シンカーボート3はここに25gと80gが加わります。
20gと30gの間をもう一段刻みたい日に、25gが出てきます。
80gまであるのも仮面シンカーボート3だけで、潮が速い深場で使えます。
何gを何個持っていくかは、水深と潮で変わります。
決め方はティップランのシンカー号数を水深と潮流から決める方法で書いています。
ここでは刻みの話だけにしておきます。
刻みが細かいほうを選んでおくと、あとから買い足す先が同じシリーズで続きます。
固定はどちらもスナップとバンド。ガタつく時はバンドを2個付け
- 差し込んでスナップとバンドで留める
- ガタつきが大きい時はバンド2本
- 2個入りにバンドが4本入っている
付け方の手順は、ダイワ公式の説明がいちばん具体的でした。
- シンカーをエギのヘッド部に差し込む
- エギのラインアイとシンカーにスナップを通す
- バンドを回してエギとシンカーを留める
- ガタつきが大きい時はバンドを2個付けにする
仮面シンカーボート3の7〜40gは2個入りで、バンドが4本入っています。
1個につき2本回せる計算なので、最初からガタつき対策ができます。
50g・60g・80gは1個入りで、こちらにもバンドが4本付きます。
この重さは「バンドをエギシンカー部とエギラインアイに8の字で固定」と案内されています。
エギ王TRシンカーの入数は、公式に書かれていない
- ヤマシタ公式に入数の記載なし
- カラーはオレンジ・パープル・夜光
- 50gと60gはオレンジだけ
ここはヤマシタ側の情報が薄い部分です。
ヤマシタ公式のページには、1袋の入数が書かれていません。
カラーは3色で、オレンジ・パープル・夜光です。
ただし50gと60gはパープルと夜光が非対応で、オレンジだけになります。
まとめて試したい場合は入門セットという売り方もあります。
中身は10gのオレンジとパープルが各1個、20gも各1個、それに30gのオレンジが1個の5個です。
エギ本体のカラーで迷っているなら、エギ王TRでティップランを始めたい。最初の3色はどれを買えばいい?のほうも見てください。
📱 関連する話題(Xより)
ショア用エギにシンカーを足すつもりだったのに、結局ティップラン専用エギを買ってしまうという投稿です。専用エギは1本1,500円前後なので、手持ちを活かせるかどうかは最初に決めておきたいところです。
手持ちのエギに付くシンカーと重さがわかる30秒診断
手持ちのエギのメーカーと、行く海の水深を選ぶだけで1つに決まります。
Q1. 手持ちのエギはどこのですか?
👇 選ぶと次の質問へ
この記事で比べている6つ
ヤマシタ3つとダイワ3つを、10g・20g・30gで並べました。
実売はどれも600円台から900円台で、重さが増えるほど少しずつ上がります。
| 商品 | 重さ | 1袋の入数 | 実売 |
|---|---|---|---|
| ヤマシタ エギ王 TRシンカー 10g オレンジ | 10g | 公式に記載なし | 770円 |
| ヤマシタ エギ王 TRシンカー 20g オレンジ | 20g | 公式に記載なし | 916円 |
| ヤマシタ エギ王 TRシンカー 30g パープル | 30g | 公式に記載なし | 948円 |
| ダイワ 仮面シンカーボート3 10g パープル | 10g | 2個+バンド4本 | 636円 |
| ダイワ 仮面シンカーボート3 20g パープル | 20g | 2個+バンド4本 | 767円 |
| ダイワ 仮面シンカーボート3 30g オレンジ | 30g | 2個+バンド4本 | 801円 |
| 重さ | 仮面シンカーボート3の希望本体価格 | 入数 |
|---|---|---|
| 7g | 720円 | 2個 |
| 10g | 770円 | 2個 |
| 15g | 820円 | 2個 |
| 20g | 870円 | 2個 |
| 25g | 920円 | 2個 |
| 30g | 970円 | 2個 |
| 40g | 1,020円 | 2個 |
| 50g/60g/80g | 780円/800円/900円 | 1個 |
上の表はダイワ公式のメーカー希望本体価格です。
刻みが1サイズ増えるごとに50円ずつ上がる並びになっています。
ヤマシタ エギ王 TRシンカー 10g オレンジ
ショア用のエギをそのまま船に持ち込む人の1つ目です。ヤマシタ公式が「市販されているほとんどのエギの形状に装着出来る」と書いていて、2箇所のスリットでショア用エギのアイの位置にもスナップが通ります。10gは水深30mまでの浅いタナ向けです。
ヤマシタ エギ王 TRシンカー 20g オレンジ
水深が40mを超えてきた日に足す重さです。エギ王TRシンカーの中では10gの次に選ばれる刻みで、15gを挟みたい場合はその間も用意されています。カラーはオレンジ・パープル・夜光の3色から選べます。
ヤマシタ エギ王 TRシンカー 30g パープル
潮が速い日や、深いタナまで落としたい日の重さです。エギ王TRシンカーは40g・50g・60gまで続くので、買い足す先が同じシリーズでそろいます。50gと60gはオレンジだけになる点は覚えておいてください。
- ここから下はダイワの3つ
- 対応エギはエメラルダス系だけ
- どれも2個入りでバンド4本付き
ダイワ 仮面シンカーボート3 10g パープル
エメラルダス系のエギを持っているならここからです。ダイワ公式が対応エギをボートRV・ボートⅡ・ボートジョイント・アモラスジョイントの4シリーズで書いていて、自分のエギが入っているか表で確かめられます。2個入りでバンドが4本付いてきます。
ダイワ 仮面シンカーボート3 20g パープル
20gも同じ2個入りで、バンドが4本入っています。ガタつきが大きい時にバンドを2個付けできる本数なので、1日シャクってもズレにくい形にできます。この上に25gがあるのが仮面シンカーボート3の強みです。
ダイワ 仮面シンカーボート3 30g オレンジ
深いタナや潮が速い日に足す1つです。仮面シンカーボート3は25gと40gも用意されているので、30gの上下を細かく刻めます。さらに重い50g・60g・80gは1個入りに変わり、8の字でバンドを固定する形になります。
買う前に多い疑問
ヤマシタ公式は「市販されているほとんどのエギの形状に装着出来る」と書いているだけで、型番ごとの適合表は出していません。いっぽうティップランシンカーの適合表をまとめているブログでは、ダイワのエギは他社のTRシンカーと相性が悪く、同メーカーの仮面シンカーボートを使う必要があると書かれています。手元のエギがエメラルダス系なら、仮面シンカーボート3のほうが確実です。
ダイワ公式が書いている対応エギは、エメラルダス ボートRV・ボートⅡ/ボートⅡRV・ボートジョイント・アモラスジョイントの4シリーズだけです。他社のエギは書かれていません。同じ適合表ブログでも、仮面シンカーボート3は2よりシンカーのクリアランスが大きく、ダイワ以外のエギには合いにくい設計だと書かれています。エギ王TRに足すなら、ヤマシタのエギ王TRシンカーを選んでください。
エギ王TRシンカーは7・10・15・20・30・40・50・60gの8サイズです。仮面シンカーボート3は7・10・15・20・25・30・40gに50・60・80gが加わって10サイズあり、25gと80gはこちらにしかありません。何gを持っていくかは水深と潮で変わるので、決め方は「ティップランのシンカー号数を水深と潮流から決める方法」で書いています。
どちらもスナップとバンドで固定する仕組みです。ダイワ公式は「シンカーをエギヘッド部に差し込み、スナップとバンドで固定」と書いていて、ガタツキが大きい場合はバンドを2個付けするよう案内しています。仮面シンカーボート3は2個入りにバンドが4本入っているので、1個につき2本回せます。エギ王TRシンカーは2箇所のスリットが入っていて、ショア用エギのアイの位置でもスナップを通せる形です。
ダイワのエギなら仮面シンカーボート3、それ以外ならエギ王TRシンカー
- 適合の書き方が正反対
- 刻みは仮面が10サイズ
- 固定はどちらもスナップとバンド
手持ちのエギがエメラルダス系なら仮面シンカーボート3、ヤマシタや他社のエギならエギ王TRシンカーです。
ダイワは対応エギを型番で指定し、ヤマシタは「ほとんどのエギに付く」としか書いていません。
この書き方の差が、そのまま選び分けになります。
25gや80gが要る海なら、選べるのは仮面シンカーボート3だけです。
- 向いている人:手持ちのショア用エギを船でも使いたい人(→エギ王TRシンカー。10gから)
- こちらが向く人:エギがエメラルダス系でそろっている人(→仮面シンカーボート3。10gから)
- 別の手:エギの号数と重さが公式の表に無い人(→ティップラン専用エギを買うほうが早い)
- 手元のエギのメーカーと号数・重さを確かめる
- エメラルダス系ならダイワ公式の対応表に載っているか見る
- 水深と潮から何gが要るかを決める
- 決めたら エギ王TRシンカー10gをAmazonで見る/エメラルダス系なら 仮面シンカーボート3の10gをAmazonで見る
船に何を持っていくかで迷っているなら、ティップラン船の持ち物リストもあわせて見てください。
【参考にした情報】
①ヤマシタ公式「エギ王TRシンカー」製品ページ(重さ=7g・10g・15g・20g・30g・40g・50g・60gの8サイズ/カラー=O オレンジ・PU パープル・F 夜光の3色。ただし50g・60gはパープルと夜光が非対応/「市販されているほとんどのエギの形状に装着出来る」/「2箇所のスリットが入っていて、キャスティングで使用する通常のエギのアイの位置でもスナップを通すことが出来る」/「簡単に脱着が可能」。価格と入数は記載なし)。2026年9月11日確認。
②ダイワ公式「仮面シンカーボート3」製品ページ(7g 720円・10g 770円・15g 820円・20g 870円・25g 920円・30g 970円・40g 1,020円=いずれも2個入/50g 780円・60g 800円・80g 900円=1個入/カラーは7〜40gがパープル・ピンク・オレンジ・グロー/対応エギ=エメラルダス ボートRV(3.0号-25g/3.5号-30g)、ボートⅡ・ボートⅡRV(3.0号-25g・35g/3.5号-30g)、ボートジョイント(3.0号-25g/3.5号-30g)、アモラスジョイント(2.5号/3.0号/3.5号)/「シンカーをエギヘッド部に差し込み、スナップとバンドで固定。ガタツキが大きい場合はバンドを2個付け」/50g以上は「バンドをエギシンカー部とエギラインアイに8の字で固定」/バンドは50・60・80g用が4本付属)。2026年9月11日確認。
③side-penkoのブログ「ティップランシンカー(TRシンカー)の対応表(適合表)」(「ダイワのエギは他社のTRシンカーとの相性が悪く、同メーカーの仮面シンカーボートを使う必要があります」/「仮面シンカーボート3は仮面シンカーボート2に比べてシンカーのクリアランスが大きくなっているため、ダイワ以外のエギには合い難い設計になっていると思います」/「公式ではエメラルダスボートⅡ 3.0 35gに対応すると記載ありますが、実際は一部の重さに対応しないので注意が必要です。アイが出ません」)。
④LureNews.R「この秋ティップランを始める。シンカーはヤマシタの『エギ王 TRシンカー 入門セット』がある」(入門セットの中身=10gのオレンジ・パープル各1個、20gのオレンジ・パープル各1個、30gのオレンジ1個の5個セット)。
⑤Xの投稿(ショア用エギに専用ヘッドを足す形とティップラン専用エギを使う形の2通り/ショア用にシンカーを付けるつもりでも結局専用エギを買ってしまうという声)。
実売価格はいずれも2026年9月11日時点のAmazon表示です。
本記事は実釣の長期検証ではなく、メーカー公表値と第三者の適合表を突き合わせたものです。エギ王TRシンカーの型番別の適合は公式に表が無いため、個別のエギに付くかどうかは断定していません。
※当サイトの個人的見解です。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。価格・在庫はリンク先の最新表示を確かめてください。(更新:2026年9月)
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