筏釣りで仕掛けを自作するときに最初に覚える、針とハリスの結び方と号数の選び方
筏釣りで使う針とハリスは消耗品なので、1日釣行すれば2〜3回は作り直します。完成仕掛けを毎回買うと出費がかさむので、現場で針を結べるようになると助かります。チヌ針3〜4号に2号フロロ60cmを基準に始めると、ほとんどの筏でアタリが取れます。針の号数とハリスの長さの選び方、結び方をまとめました。
✓ この記事でわかること
筏釣りの基本仕掛けの構造
道糸・ウキ止め・シモリ玉・ウキ・スイベル・ハリス・針の役割
仕掛けの上から順に:道糸(リールに巻いた本線)→ウキ止め(ウキの位置を固定)→シモリ玉(ウキ止めがウキ穴を通り抜けるのを防ぐ)→ウキ(アタリを視認)→スイベル(道糸とハリスの接続・ヨレ防止)→ハリス(針の直上にある細い糸)→針、という順番です。ハリスと針の部分は消耗が激しいので、毎回釣行前にチェックする習慣をつけてください。
- スイベル→道糸とハリスのヨレ防止
- ハリス→針の直上・消耗品として扱う
- ウキ止め位置で水深を調整する
ウキ釣りと底釣りで仕掛けが変わるポイント
ウキ釣りはウキを使って任意のタナ(水深)を狙う方法で、底釣りはウキを外してオモリで底を直接取る方法です。底釣りはウキが不要なぶん仕掛けがシンプルになりますが、アタリの判断を穂先の動きだけで行う必要があります。筏釣りでは底釣り(ダンゴ釣り)が主流のため、本記事ではハリス・針の選び方を底釣り基準で解説します。
- ウキ釣り→任意のタナを狙える
- 底釣り→ウキなし・穂先でアタリを見る
- 筏のダンゴ釣りは底釣りが基本
チヌ針の号数の選び方
エサ別の針号数の目安(オキアミ→3号、サナギ・コーン→4号)
オキアミや生エサは身が柔らかく、大きな針だとエサが崩れやすいです。3号は細軸で食い込みが良く、前アタリを弾きにくいのがメリットです。サナギやコーンは硬くて小さいため、4号の方が刺しやすく外れにくいです。エサが小さくて柔らかいなら3号、硬くて大きめなら4号という基準を覚えておくと現場で迷いません。
- オキアミ・生エサ→3号の細軸
- サナギ・コーン→4号で刺しやすく
- エササイズと針号数は比例させる
号数で迷ったら4号から始める理由
3号は感度が高い反面、アワセが遅れると針外れしやすいです。4号はエサ保持力が強く、初心者がアワセのタイミングを掴む前でも針が外れにくいです。慣れてから3号に変えると「外れる・乗らない」の違いが体感できます。
- 4号→エサ保持力が高く針外れしにくい
- 3号→感度◎だがアワセ遅れで外れやすい
- 初めての1釣行は4号から入るのが安全
エサがオキアミなら3号、サナギ・コーンなら4号が基本です。迷ったら4号から始めると針外れが少なくなります。
ハリスの号数と長さの選び方
2号フロロ50〜80cmが基準の理由
フロロカーボンは比重が高く、エサが自然に沈みます。ナイロンより伸びが少ないため、アタリが穂先に伝わりやすいです。号数は2号が強度と細さのバランスが良く、チヌの引きに対して十分な強度を持ちます。長さは50cmから始めて、アタリが出ない日は80cmに伸ばすと食い込みが改善されることがあります。
- フロロ→比重高くエサが自然に沈む
- 2号→強度と細さのバランスが最適
- 長さ50〜80cm→食い渋りで伸ばす
根掛かり・エサ取りが多い時の調整
根掛かりが多い場所ではハリスを短くする(30〜40cm)とエサが底に引きずられにくくなります。エサ取りが多い時は針を大きく(5号以上)するか、ハリスを太くして手返しよく交換するほうが時間の節約になります。根掛かりした後はハリスに傷が入っている可能性があるため、その都度チェックか交換をしてください。
- 根掛かり多い→ハリス短め30〜40cm
- エサ取り多い→手返し重視で頻繁に交換
- 根掛かり後は傷チェックが必須
1日釣行ごとに交換が理想です。特に根掛かりした後は傷が入りやすいので、その都度チェックしてください。
針の結び方(外掛け結び)の手順
外掛け結びのステップ(5ステップで解説)
外掛け結びの基本手順はこちらです。
- ①ハリスを針の軸に沿わせて折り返し、輪を作る
- ②輪の中にハリスの先端を通し、軸の外側に回す
- ③その状態で針の軸に5〜6回均等に巻きつける
- ④巻き終わりを先ほど作った輪に通す
- ⑤ハリスを湿らせてゆっくり締め込む
巻きつける回数は5〜6回が強度と安定のバランスが良いです。締め込む際に唾液や水で湿らせると摩擦熱が抑えられてハリスの劣化を防げます。
締め込み時の注意点と確認方法
締め込み後は針とハリスを引っ張って結び目がズレないか確認します。指先で結び目を触ると「コブ」が均等に締まっているか感触でわかります。コブが一方向にずれている場合は解いてやり直してください。使い捨て感覚で針を交換できる消耗品だと割り切るとストレスが減ります。
- 締め込み前に必ず湿らせる
- 結び目を引っ張りズレがないか確認
- コブが均等でなければ解いてやり直す
ユニノットも強度が安定しており覚えやすいです。両方試して締め込みやすい方を使ってください。
🎣 釣り場・エサ別に最適な針・ハリスを診断する
3問に答えるだけで、あなたの釣り場とエサに合う針・ハリスが見つかります。
Q1. 主に使うエサは?
おすすめチヌ針 3選
がまかつのチヌ針3号はオキアミ・生エサとのサイズが合いやすく、前アタリを弾きにくい細軸設計です。
サナギ・コーン・大きめのエサには4号の方が刺しやすく外れにくいです。
細地チヌはハリス抵抗が少なくエサが自然に沈みます。エサ取りが多い場所で差が出る設計です。
おすすめハリス 3選
シーガー グランドマックスFXは結節強度が高く、ほぼ結び目で切れません。ハリスの交換が少なくなります。
サンライン ブラックストリームは黒染めで水中での視認性が低く、警戒心が高いチヌへの実績があります。
R18はフロロカーボンの中でも結節強度が安定しており、ウキ釣り・底釣り両方に使い回せます。
仕掛けセット
仕掛けを自作する前に「こういう構成で使うんだ」と確認するのに最適。パーツの役割が一目でわかります。
まとめ|針とハリスは消耗品として割り切ると仕掛けづくりが楽になる
- ☑ エサがオキアミなら3号、サナギ・コーンなら4号から始める
- ☑ ハリスは2号フロロ50〜80cmが基準
- ☑ 外掛け結びは湿らせて締め込むのが最大のポイント
- ☑ 根掛かり後はハリスの傷チェックを忘れずに
仕掛けの自作は最初は難しく感じますが、針・ハリスの選び方と結び方を覚えれば現場で自分で対応できるようになります。まず4号の針と2号フロロハリスで1釣行やってみてください。
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