イカメタル潮が早くてタナが取れない日に変えた号数と誘い方
速潮の日に「少し流れてますが頑張ってください」と船長から言われた瞬間が一番憂鬱だった。タナが取れないまま誘っても釣れない。号数を上げるタイミングと細PE化を組み合わせてから速潮でもタナに入れられるようになった。変えた順番と具体的な号数を整理する。
速潮でタナが取れない「3つの原因」
- PEが太くて潮の抵抗を受けている
- 号数が軽くてスッテが縦に落ちない
- ドロッパーが余分な抵抗になっている
PEの太さが潮流の抵抗を決める
PE0.6号以上を使っていると水中での断面積が大きく、潮流を受けてラインが斜めに流されスッテが指示棚より浅い位置で止まる。0.4号に落とすだけで断面積が減り、同じ号数でも着底のタイミングが体感できるほど変わる。PE号数を一段細くするのが速潮での最初の対処法です。
号数不足でスッテが横に流されている
指示棚20mに対してスッテが15m付近で止まって流されている状況は号数不足のサインだ。速潮では通常の1.5〜2倍の号数が必要になることがあり、25号で底が取れない日は30〜35号への変更が先決になる。号数が足りない状態では、いくら誘ってもタナには入っていない可能性があります。
ドロッパーが潮の抵抗を増やしている
ドロッパー(浮きスッテ)は通常は釣果を上げるアイテムだが、速潮時は余分な抵抗源になる。鉛スッテのみのシングル仕掛けにすると全体の抵抗が減り、同じ号数でもタナに入りやすくなる。速潮でオマツリが多い日はシングルスッテへの変更も有効な手段です。
速潮でタナを取り戻すための号数とPEの変え方
- まず号数を5〜10号上げるのが先決
- 次にPEを0.4号に細糸化して抵抗減
- それでも流されたらドロッパーを外す
号数を上げてからPEを細くする順番が重要
速潮対策は「号数アップ→PE細糸化」の順が効果を確認しやすい。いきなり両方変えると何が効いたか分からなくなるため、まず号数を上げて底が取れたかを確認してからPEを変える。タングステンスッテは同号数で鉛より体積が小さく、PE細糸化と組み合わせると速潮での着底感が安定します。
ドロッパーを外してシングルスッテにする判断
号数アップとPE細糸化でも底が取れない場合、最後の手段としてドロッパーを外してシングルスッテに絞る。同船者がシングルで釣れ始めたら迷わず外す判断が速潮の日は正解になりやすい。ドロッパーが釣れているうちは残し、タナが取れない症状が出たら外す基準で判断してください。
潮が速い日でも澄んでいる場合は誘いになるので残す価値があります。ただしタナが取れなくなったり、オマツリが頻発するようになったらシングルスッテへの切り替えが底取りを優先させる正解になります。
診断:今の状況に合う速潮対策
今日の潮の速さと使っている号数を選ぶと、今すぐ試せる対策が分かります。
今日の潮の速さは?
今使っているスッテの号数は?
スペック比較表
| 商品名 | 種別 | 号数/規格 | 速潮での効果 | おすすめ場面 |
|---|---|---|---|---|
| 泥棒スッテTG 20号 | TGスッテ | 20号 | 小型・高密度で流されにくい | 速潮・深場全般 |
| エメラルダス メタルスッテ 25号 | 鉛スッテ | 25号 | 号数アップで底取り改善 | 標準〜やや速い潮 |
| 錘スッテ 30号 | 鉛スッテ | 30号 | 重さで速潮の流れに対抗 | 速潮コスパ重視 |
| シグロン PEX8 0.4号 200m | PEライン | 0.4号 | 細糸化で水中抵抗を減らす | 速潮対策の基本 |
| スーパーXワイヤー8 0.4号 200m | PEライン | 0.4号 | カラーマーカーでタナ確認 | タナ管理を重視する人 |
| バルケッタBB 150DH-HG | カウンターリール | 150番 | 正確なタナ管理で速潮対応 | カウンターで深さ管理 |
速潮対策おすすめ6選
泥棒スッテTG 20号【ジークラック・速潮タングステン】
タングステン素材で同号数の鉛より体積が小さく、速潮でも流されにくいスッテです。着底感が明確で深場・速潮どちらでも使いやすく、1個持っておくと速潮の切り札になります。
エメラルダス メタルスッテ 25号【ダイワ・号数アップ鉛】
ダイワのイカメタル定番鉛スッテの25号です。標準的な20号から号数を上げる最初の選択肢として、速潮でタナが取れなくなった日の号数アップ用に1本携行しておくと対応力が上がります。
錘スッテ 30号【ヤマシタ・コスパ重め鉛】
速潮対策の鉛スッテとしてコスパが高いヤマシタの錘スッテ30号です。号数を上げたい日の費用を抑えながら対応でき、タングステンを試す前の中間ステップとして活用できます。
シグロン PEX8 0.4号 200m【サンライン・細糸化PE】
速潮でPE細糸化する際のコスパ最強モデルです。0.4号でも8本撚りで表面が滑らかなため、潮流の抵抗が0.6号と比べて体感できるレベルで変わります。200mあれば乗合船での使用に余裕があります。
スーパーXワイヤー8 0.4号 200m【デュエル・カラーマーカーPE】
10mごとのカラーマーカーで速潮時のラインの流れ具合を視覚で確認できるPEラインです。マーカーの角度を見ることで号数が足りているかを判断する目安になります。
バルケッタBB 150DH-HG【シマノ・カウンターリール】
カウンター付きリールで正確なタナ管理ができ、速潮で実際に何mで止まっているかを数値で確認できます。指示棚との差が分かることで号数不足なのかPEの問題なのかの切り分けに使えます。
まとめ:速潮の日は号数→PE→ドロッパーの順で変える
速潮でタナが取れない日は「号数を5〜10号上げる→PEを0.4号に細糸化→ドロッパーを外す」の3ステップを順番に試すと対応できるケースがほとんどです。いきなり全部変えると効果が分からなくなるため、1変更ずつ確認しながら進めるのが速潮攻略の基本です。
イカメタルは鉛とタングステンどっちを選ぶか
イカメタルのオマツリ対策


