イカメタルの誘い下げはいつ使う?渋い夜に試して答えが出た
誘い上げのシャクリを繰り返しているのに、隣の人だけ釣れ続けている夜がある。タナも合っているのに、アタリが出ない。そういう渋い夜に試したのが「誘い下げ」だった。最初は半信半疑だったが、潮が止まったタイミングで竿先がコツッと曲がった瞬間から、使い分けのパターンが見えてきた。この記事では、誘い下げが効く具体的なシーンと号数・PEの選び方を書いていきますよ。
誘い上げでアタリが出ない夜に何が起きているか
誘い上げでアタリが出ない夜には、ほぼ共通したパターンがある。潮が止まっている、または活性が低くてイカが追いかけてこない状態だ。通常の誘い上げは「スッテが上に動くものを追わせる」動作。しかし活性が低い時は、ベイトフィッシュが弱って沈んでいく動きに近い「落ちるもの」にしか反応しないイカが増える。
イカがフォール中に反応する理由
- 活性が低いイカは上方向への追いかけをしない
- フォール中はスッテが自然に揺れてエサに見える
- テンションが抜ける瞬間にイカが抱きやすい
誘い下げとは、シャクリ上げた後にロッドを水平〜やや下げながらスッテをゆっくり落とす動作のこと。テンションを完全に抜くと根掛かりやラインの絡みが起きるので、軽く糸を張った状態でフォールさせるのがポイントだ。このわずかなテンションのなかで、ラインが「ふわっと重くなる」感触がアタリのサインになる。
アタリの取り方が誘い上げと違う
誘い上げのアタリはロッドティップが「ゴツッ」と叩かれる感触が多い。誘い下げのアタリはラインのテンションが少し増す「重さ」として出ることが多く、最初は見落としやすい。0.4号の細PEに替えると手元に伝わりやすくなる。
渋い夜に誘い下げを試して変わった3つのシーン
- 潮止まり直後の15〜30分
- イカのタナが底から2〜3m以内の時
- 誘い上げでアタリが単発続きで乗りが浅い時
潮止まり直後
潮が動かなくなると誘い上げへの反応が一気に落ちることがある。そこで試したのが、3〜4シャクリ上げた後にロッドを水平に戻してゆっくり落とすパターン。潮止まりから20分で3杯追加できた経験がある。潮が動き始めたらまた誘い上げに戻すと効率が良い。
タナが底から2〜3m以内の状況
魚探でイカが底付近に張り付いている夜は、誘い上げより「底から2シャクリ上げてゆっくり落とす」の繰り返しが効いた。底を切ってすぐフォールさせるイメージで、タナをあまり広げないのがポイント。
アタリが単発で乗りが浅い時間帯
乗りが浅い時間帯は誘い下げのスピードをさらに落とすと解決することがある。シャクリ幅を小さくして、落とすスピードもゆっくりにすると、しっかり抱いてくる。ここで焦って素早くシャクリを入れると乗りが浅くなる。
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Q1. 今夜の潮の状態は?
Q2. イカのタナは底からどのくらい?
誘い下げで使うスッテの選び方
| スッテ | 重さ | 素材 | フォール速度 | 向いている状況 |
|---|---|---|---|---|
| 泥棒スッテTG 15号 | 15号 | タングステン | やや遅め | 潮止まり・浅場(〜40m) |
| エメラルダス メタルスッテ 20号 | 20号 | 鉛 | 普通 | オールラウンド・中層 |
| 泥棒スッテTG 20号 | 20号 | タングステン | 速め | 深場・速潮 |
誘い下げを使うならタングステンの軽めを選ぶと手元への感度が上がり、フォール中のアタリを拾いやすい。ただし軽すぎると流されてタナが安定しないので、水深の2/3〜同程度の号数を目安にすると良い。
渋い夜の誘い下げに実績のあるスッテ・タックル
〜1万円以内:スッテ・ライン
誘い下げのアタリを手元に伝えるには、スッテの軽量化とPEの細糸化が最初の一手。まずここから変えると体感が変わる。
泥棒スッテTG 15号(ジークラック)
体積が小さく潮流抵抗が少ないTG15号。潮止まりや浅場(〜40m)の誘い下げで手元にアタリが届きやすい。
エメラルダスイカメタルスッテ TG20号(ダイワ)
潮が動いている時の誘い下げや中層狙いに使いやすいバランス型。鉛より沈みが速くタナが安定する。
シグロン PEX8 0.4号(サンライン)
フォール中の「ふわっとした重さ」を手元に届けるには細PEが不可欠。0.6号から替えるだけでアタリの感触が変わる。
スーパーXワイヤー8 0.4号(デュエル)
8本撚りで細糸でも強度が高い。サンラインの代わりに使えるPEの選択肢。
〜3万円台:感度系リール・ロッド
フォール中の「ふわっとした重さ」を確実に取るなら、ソリッドティップのロッドと高感度リールへのアップグレードが効く。
エメラルダスX イカメタル 70MLS-S(ダイワ)
ソリッドティップが誘い下げのフォール中のアタリを逃さない。胴調子でテンション変化を穂先に出しやすい。
バルケッタプレミアム 150DH(シマノ)
ラインテンションの微妙な変化を感度良く拾えるリール。誘い下げ時の「重さが増す」アタリに気付きやすい。
まとめ:誘い下げは渋い夜の引き出しとして持っておく
誘い下げは毎回使うものではなく、潮止まりや活性が低い時間帯に取り出す引き出しだ。誘い上げで反応がなくなったタイミングで試してみてほしい。
- 潮止まり・底付近のタナで効果が高い
- フォール中のアタリは「ラインの重さ増加」で取る
- PEを0.4号に細くすると感度が上がる
誘い下げのタイミングをもう少し詳しく知りたい場合は、ステイ時間の使い方の記事や渋い日のパターン記事も参考にしてみてください。


