ナイトエギングに行くけど、ヘッドライトは何を買えばいい?海面を照らすとイカが逃げるって本当?
夜のエギングに誘われて、まずヘッドライトを買おうとしています。ところが調べていくと、明るいのを買えばいいという話ではなさそうでした。
200〜300ルーメンあれば見えます。大事なのは弱い光と強い光を切り替えられることです。強すぎると手元が白飛びして、リーダーが結べなくなります。
そして海面を照らすとイカは散ります。照らしていいのは足元と手元まで、というのが夜のエギングの前提でした。
▶ まずは実釣動画で雰囲気をチェック
夜のエギングでアタリが取れるようになるテクニックの解説です。暗い中でどこを見て、どう手を動かすのかが先に分かります。
ヘッドライトは何を買えばいいか
- 明るさは200〜300ルーメンで見える
- 弱い光と強い光を切り替えられること
- 予備をもう1個。真っ暗な場所は帰り道が変わる
結論は、明るさより切り替えです。
数字が大きいほど良いわけではなく、強すぎると手元が白飛びしてリーダーが結べません。
釣り用のヘッドライトが手元向けの弱い光を持っているのは、この理由からです。
| 見るところ | 目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 明るさ | 200〜300ルーメン | 強すぎると手元が白飛びして結べない |
| 光の色 | 白色+暖色か赤色 | 手元は弱い光、移動は白色に切り替える |
| 電源 | 充電式+予備1個 | 夜通しやるなら切れた時の保険が要る |
| 防水 | IPX4以上 | 波しぶきと雨で落ちるのがいちばん多い |
弱い光で手元、白色で移動。この2つを切り替えられれば困らない
夜の堤防でやることは、大きく2つに分かれます。
仕掛けを結ぶ、エギを替えるといった手元の作業と、暗い通路を歩く移動です。
手元は弱い光、移動は白色。この切り替えができれば、ルーメンの数字はそこまで気にしなくて済みます。
防水はIPX4以上を目安にしてください。
夜釣りのライトが壊れる原因は、落下より波しぶきと小雨のほうが多いです。
製品ごとの比較はイカメタルで使うヘッドライトおすすめ5選で書いています。
赤色モードは手元専用。移動には使えない
赤色ライトを勧める記事は多いですが、使いどころは限られます。
赤色は白色より遠くを照らせないので、暗い通路の移動には向きません。
手元の作業を、周りに迷惑をかけずにやりたい時の道具だと考えてください。
赤色がどれくらい暗いのかは、ラグゼ LEHL270CMPの単品レビューで実際の声を集めています。
安いライトでどこまでいけるかはダイソー300円ヘッドライトとジェントスの比較のほうが参考になります。
予備をもう1個。真っ暗な場所ほど差が出る
常夜灯のある漁港なら、メインが落ちても帰れます。
街灯がない磯やサーフでライトが切れると、その場から動けなくなります。
予備は小さいものでいいので、バッグに入れっぱなしにしておくのが安全です。
照らしていい場所と、照らすと散る場所
- 足元と手元、移動中の通路は照らしていい
- 海面とキャストの先は照らさない
- 490グローのエギは数秒当ててから投げる
ここが夜のエギングでいちばん差が出ます。
夜のアオリイカは警戒心を落として岸近くに寄ってくるので、強い光を直接当てると足元から離れます。
昼より条件がいいと言われるのは、この寄っている状態を壊さない前提の話です。
| 照らす場所 | 可否 | 代わりにやること |
|---|---|---|
| 足元と手元 | ○ | 弱い光で十分。強い光は目が慣れなくなる |
| 移動中の通路 | ○ | 白色に切り替えて足場を確認する |
| 海面(キャストの先) | × | イカが散る。取り込みの直前だけ足元を照らす |
| 隣の釣り人の方向 | × | 振り向く前に手で覆うか消す |
| エギ(数秒だけ) | ○ | 490グローは光を当ててから投げる |
取り込みの直前だけ、足元を照らす
掛けた後にイカが見えないと、抜き上げでバラします。
照らすのは足元だけ、それも寄せてきてからの数秒にとどめてください。
キャストの先を照らして探すのは、その周りにいたイカを散らすだけになります。
隣に釣り人がいる時は、振り向く前に手でライトを覆うか消します。
夜は光が遠くまで届くので、自分では気づかないうちに相手のポイントを照らしています。
集魚灯は使えない地域がある。ケミホタルとは別物
海面を照らすといえば、集魚灯を思い浮かべる人もいます。
ただし都道府県の漁業調整規則で、集魚灯の使用を制限している地域があります。
神奈川県のように、海面を照らすものと水中へ沈めるランタン型を禁止している例が知られています。
一方で、仕掛けに付けるケミホタルやLEDは位置を知らせる目印なので扱いが別です。
電気ウキと同じ考え方で、規制の対象になっていない地域が多くあります。
行く前に、その県の漁業調整規則を1度だけ確認しておくと安心です。
📱 関連する話題(Xより)
神奈川で釣る人のポストです。集魚灯と、仕掛けに付けるライトは分けて考えられています。
490グローのエギは、投げる直前に数秒当てる
ライトには、イカを散らす使い方と、釣果につながる使い方があります。
蓄光タイプのエギは、光を数秒当ててから投げると夜でも見つけてもらえます。
ヤマシタの490グローはイカに見えやすい波長で光る仕組みで、夜と濁りの日の定番です。
当てすぎる必要はなく、投げる直前に数秒当てれば光ります。
夜のエギのカラーそのものは夜のエギング用エギの選び方、秋の号数と本数は3号と3.5号の配分で書いています。
夜のエギングで最初に買う1つがわかる30秒診断
通う場所の明るさと、手持ちのライトを選ぶだけで決まります。
Q1. 通う場所は?
👇 選ぶと次の質問へ
夜だけ足す10点の役割と数
昼のエギングに持っていくものへ、夜だけ足すぶんを並べました。
| 商品 | 役割 | 夜の使いどころ | 数 |
|---|---|---|---|
| ハピソン 充電式LEDヘッドランプ YF-291 | メインのヘッドライト | 手元と足元を照らす | 1個 |
| がまかつ ラグゼ LEDヘッドライト LEHL2 | 赤色モード付き | 手元だけ照らす時 | 1個 |
| ジェントス ヘッドライト GTR-933H | 予備ライト | メインが切れた時 | 1個 |
| パナソニック エボルタNEO 単4形 充電式電池 | 予備の電池 | 電池式を使う人 | 1セット |
| ヤマシタ エギ王 K 3.5号 ぶちぶちコーラル | 490グローのエギ | ライトでチャージして使う | 2本 |
| デュエル EZ-Q ダートマスター ラトル 3. | 音で気づかせるエギ | 真っ暗な夜と濁り | 1本 |
| ヤマシタ エギ王 LIVE S 3.5号 パッシ | 沈むのが遅いエギ | 常夜灯まわりで見せる | 1本 |
| ヤマシタ エギ王 エギストッカーW M | エギケース | 暗い中で取り違えない | 1個 |
| ダイワ EGスナップ M 徳用 | スナップ | 手探りで交換する | 1袋 |
| バリバス アバニ エギングショックリーダー | リーダー | 結び直し用 | 1巻 |
| フィッシンググローブ | グローブ | 夜は手元が冷える | 1双 |
| ダイワ 腰巻自動・手動膨張式ライフジャケット D | ライフジャケット | 夜の堤防こそ必要 | 1着 |
ナイトエギングに持っていく10点
上から順に、無いと釣りにならないもの、あると夜が楽になるものの並びです。
昼と共通のロッドやリール、タモは省いています。
- □ ヘッドライト(弱い光と白色を切り替えられるもの)
- □ 予備ライトか予備電池
- □ 490グローのエギ2本とラトル入り1本
- □ エギケース、スナップ、リーダー
- □ グローブとライフジャケット
- □ 決めたら ハピソン YF-291をAmazonで見る
ハピソン 充電式LEDヘッドランプ YF-291
釣り用の充電式ヘッドランプです。手元向けの弱い光と移動用の光を切り替えられます。1本目に選んで困らない作りです。
がまかつ ラグゼ LEDヘッドライト LEHL270CMP
270ルーメンの白色に加えて、手元だけを照らす赤色を持っています。街灯のない場所へ通う人に向きます。赤色がどれくらい暗いかは単品レビューで書いています。
ジェントス ヘッドライト GTR-933H
予備として入れっぱなしにする1個です。メインが落ちた時に帰り道を確保できるかどうかが変わります。
パナソニック エボルタNEO 単4形 充電式電池 8本
電池式のライトを使うなら、充電式の単4を8本持っておくと安心です。夜通しやる日にメインが暗くなっても、その場で交換して続けられます。
ヤマシタ エギ王 K 3.5号 ぶちぶちコーラル
490グローのエギ王Kです。投げる直前にライトを数秒当てると、夜でもイカに見つけてもらえます。夜と濁りの日はここから始めると外しません。
デュエル EZ-Q ダートマスター ラトル 3.5号
ラトル入りで音を出せるエギです。真っ暗で光が届かない場所や、濁った日に気づかせる役をします。グローで反応がない時の2本目に向きます。
ヤマシタ エギ王 LIVE S 3.5号 パッションレッド
沈むのが遅いLIVE Sです。常夜灯まわりで、明かりの境目をゆっくり見せたい時に出番があります。速い動きで見切られる日の切り札になります。
ヤマシタ エギ王 エギストッカーW M
暗い中でエギを取り違えないための2段ケースです。号数とカラーを段で分けておけば、手探りでも間違えません。濡れたエギをそのまま戻せます。
- ここから下は、昼のエギングにも使い回せるもの
- 夜だけ買い足すのは上の4点
- ライフジャケットは昼夜どちらも必須
ダイワ EGスナップ M 徳用
手探りでエギを交換するための徳用スナップです。夜は指先の感覚だけで開け閉めするので、開きやすさがそのまま手数になります。
バリバス アバニ エギングショックリーダー
結び直し用のフロロです。夜は根ズレに気づきにくいので、明るいうちより短い間隔で先端を切って結び直します。
フィッシンググローブ(薄手・指切り)
薄手の指切りグローブです。秋以降の夜は手元が冷えて、指先の感覚が鈍ります。指先が出ていれば結束はそのままできます。
ダイワ 腰巻自動・手動膨張式ライフジャケット DF-2724
桜マーク付きの腰巻タイプです。夜の堤防は足を滑らせても周りが気づきません。昼以上に必要になる装備です。
📱 関連する話題(Xより)
月夜と闇夜のどちらが釣れるのかを実釣で比べたポストです。月明かりがある日はライトを使う場面自体が減ります。
出かける前にやっておくこと
- ヘッドライトを満充電にして、予備を1個バッグへ入れる
- 明るいうちにリーダーを結んで、スナップまで付けておく
- エギを号数とカラーでケースの段に分ける
- ライフジャケットのボンベ期限を見ておく
結ぶ作業を明るいうちに済ませておくと、暗くなってすぐ投げられます。
暗くなってからライトの下で結ぶと、それだけで30分持っていかれます。
夜に出る前によく出る質問
200〜300ルーメンあれば手元も足元も見えます。数字が大きいほど良いわけではなく、強すぎると手元が白飛びしてリーダーが結べません。大事なのは弱い光と強い光を切り替えられることで、手元は弱く、移動は白色に切り替える使い方になります。防水はIPX4以上あると波しぶきと小雨で壊れにくいです。
散ります。夜のアオリイカは警戒心を落として岸近くに寄ってくるので、強い光を直接当てると足元から離れます。照らしていいのは足元と手元、移動中の通路までです。取り込みの直前だけ足元を照らして、キャストの先は照らさないのが基本になります。
手元だけを照らす時に使えます。赤色は白色より遠くを照らせないので、移動には向きません。仕掛けを結ぶ、エギを替えるといった手元の作業を、周りに迷惑をかけずにやりたい時の道具です。実際の明るさは単品レビュー記事で書いています。
490グローや蓄光タイプは、光を数秒当ててから投げます。ヤマシタの490グローはイカに見えやすい波長で光る仕組みで、夜や濁りの日の定番です。当てすぎる必要はなく、投げる直前に数秒当てれば光ります。
照らすのは足元と手元、エギは数秒だけ
ヘッドライトは200〜300ルーメンで、手元用の弱い光を持っているものを選べば困りません。
そして海面は照らさない。足元と手元、移動中の通路までが夜に光を向けていい場所です。
エギに数秒当てるのは別で、490グローを光らせてから投げると夜でも見つけてもらえます。
- 向く人:夜のエギングが初めてで、ライトから揃える人
- 向かない人:船のイカメタル用に探している人(→イカメタルのヘッドライト5選のほうが合います)
- 代替:LEHL270CMP(赤色つき)/GTR-933H(予備)/エボルタNEO(電池式を使う人)
【参考にした情報】
①TSURI HACK「エギングで持って行きたい道具まとめ」とFISHING JAPAN「エギングを夜楽しむには」。ナイトエギングはアオリイカが警戒心を落として岸近くに寄る、グロー系と赤テープが夜の定番カラー、という解説です。
②夜釣りに必要なものリスト(ヘッドライトは両手が使える/釣り専用は手元向けの電球色と遠くを照らす白色LEDを使い分けられる/予備ライトは必須)。
③当サイトの実機比較=ダイソー300円ヘッドライトとジェントス、ラグゼ LEHL270CMPの赤色モードのレビュー集計。
④集魚灯の扱い=各都道府県の漁業調整規則(神奈川県は集魚灯の使用を制限。仕掛けに付けるケミホタル・LEDは目印として別扱い)。地域で違うため釣行前に各県の規則を確認してください。
本記事は実釣の長期検証ではなく、メーカー解説と釣りメディア、当サイトの比較記事の集計にもとづいています。
※当サイトの個人的見解です。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。価格・在庫はリンク先の最新表示を確かめてください。(更新:2026年9月)


