オフショアジギング初心者が最初に選ぶべきリールは、PE3号を300m巻ける深溝スプール、最大ドラグ8kg以上、そして防水・防錆構造を備えたモデルです。これら3条件を満たすコスパ重視のリールなら、大型青物相手でも安心してファイトでき、船上でのメンテも手早く済むので長く愛用できます。
- 【初心者必見】コスパ最強のオフショアジギングリールの選び方
- 【初心者必見】コスパ最強のオフショアジギングリール14選
- シマノ スフェロス SW 8000HG(スピニング/ハイギア)
- シマノ ストラディック SW 8000HG(スピニング/ハイギア)
- シマノ ツインパワー SW 10000HG(スピニング/ハイギア)
- シマノ スフェロス SW 8000PG(スピニング/パワーギア)
- ダイワ BG 4500H(スピニング/ハイギア)
- ダイワ ブラスト 4500H(スピニング/ハイギア)
- ダイワ BG SW 10000‑H(スピニング/ハイギア)
- テイルウォーク クロシオ HGX 43HGX(スピニング/ハイギア)
- ペン バトルⅡ 5000(スピニング)
- ペン スラマーⅢ 6500(スピニング)
- シマノ オシアカルカッタ 300HG(ベイト)
- シマノ 20 トリウム 2000H(ベイト)
- ダイワ キャタリナBJ 200SH(ベイト)
- ダイワ ソルティガ IC 300(ベイト/ICカウンター搭載)
- 使用時の注意点
【初心者必見】コスパ最強のオフショアジギングリールの選び方
PE3号×300 mを巻ける深溝スプールを選ぶ
- PE3号300m確保
- 深溝スプール搭載機種
- ライン放出安定
80 m以深のポイントで青物とやり取りするにはPE3号を300 m巻けるスプールが安心です。深溝なら下巻き不要でライン放出抵抗も減り、フォール中の当たりも取りやすくなります。
水深60 mまでのライトジギングなら可能ですが、大型回遊魚が来るとラインブレイクリスクが高まります。PE3号300 mが汎用かつ安全圏です。
最大ドラグ力8〜12 kgで大型青物に備える
ドラグ8〜12 kgならブリ10 kgクラスでも主導権を握れます。実釣では実測3〜4 kgで滑らせ、長期ファイトによるライン切れやフック伸びを防ぎましょう。
コルク座金+大径ドラグワッシャ採用モデルなら耐熱性も十分です。船上で水洗いして塩噛みを防げば性能を維持できます。
耐腐食フルメタルボディ+防錆ベアリング搭載
- 剛性一体フレーム
- 防錆BB採用必須
- 海水腐食対策
船縁にリールを当てても歪まないアルミ一体フレームは巻き上げ時のギア噛み合わせを保ちます。また防錆ベアリングは塩水に強く、初心者でもオーバーホール頻度を減らせます。
確かに自重は増えますが、船ではロッドを脇挟みで扱うため疲労差は大きくありません。剛性メリットが勝る場面が多いです。
巻き上げ効率を高めるハイギア比6.0〜6.4
6.0〜6.4のハイギア比は1回転100〜110 cm巻取が可能で、フォール&巻上げのサイクルが速くなりヒットチャンスが増えます。トルク不足はロングハンドルで補えます。
水深と潮流が重なる状況では中〜パワーギアに軍配が上がります。状況でスプール交換や別リールを併用すると快適です。
100 mm超ロングハンドル&ラウンドノブでトルク確保
ロングハンドルと丸型ノブは力の伝達ロスを減らし、深場からの巻上げでも手首がブレません。快適さは1日通しての集中力に直結します。
適合長を守れば有効です。ただし過度に長いとギア負荷が増えるためメーカー推奨+5 mm程度が限度です。
マグシールド/Xプロテクトなど防水システム付き
磁性オイル封入やラビリンス構造で海水侵入を遮断。潮噛みやベアリング錆を抑え、メンテナンス頻度を大幅に減らせるので初心者ほどメリットが大きいです。
はい。使用後に真水で軽く洗い流すことで、防水システムのシール部分に付いた塩分を除去し機能を長持ちさせます。
【初心者必見】コスパ最強のオフショアジギングリール14選
| リール(購入リンク) | 糸巻量の目安 | 最大ドラグ | ギア比/巻取り | 防水/防錆 | 一言メモ |
|---|---|---|---|---|---|
| シマノ スフェロス SW 8000HG | PE3号×300m(PE4/300m) | 最大15kg | 6.2 / 約103cm | X-PROTECT/耐食BB | 実売◎の定番入門ハイギア。 |
| シマノ ストラディック SW 8000HG | PE3号×300m | 最大13kg | 6.2 / 約103cm | X-PROTECT/CI4+ | 軽量×防水のバランス機。 |
| シマノ ツインパワー SW 10000HG | PE4号×300m | 最大25kg級 | 5.8 / 約107cm | X-PROTECT/金属一体 | 大物視野の万能フラッグシップ。 |
| シマノ スフェロス SW 8000PG | PE3号×300m | 最大15kg | 4.9 / 約92cm | X-PROTECT/耐食BB | スロー系・潮速対応のパワーギア。 |
| ダイワ BG 4500H | PE3号×300m | 最大12kg | 5.7 / 約120cm | 防錆BB/アルミ一体 | 世界的ロングセラーの剛性機。 |
| ダイワ ブラスト 4500H | PE3号×300m | 最大12kg | 5.7 / 約106cm | マグシールド/LC-ABS | キャストも強い万能実戦機。 |
| ダイワ BG SW 10000-H | PE4号×300m | 最大15kg | 5.7 / 約121cm | マグシールド/大径ギア | 遠征対応のタフガイ。剛性重視に。 |
| テイルウォーク クロシオ HGX 43HGX | PE3号×300m | 最大10kg | 6.2 / 約103cm | 防錆BB/替スプール可 | 実売◎のコスパ番長。予備スプール運用も。 |
| PENN バトル II 5000 | PE3〜4号×300m | 最大—(実用高) | — / — | フルメタル/HT-100 | 米国標準の剛性。雑に使っても強い。 |
| PENN スラマー III 6500 | PE4号×300m | 実測18kg級 | — / — | IPX6/フルメタル | 完全防水×大ドラグの安心感。 |
| シマノ オシアカルカッタ 300HG(ベイト)※スプール別売例 | PE3号×300m(目安) | 約7〜8kg | 6.2 / 93cm | 耐食/丸型剛性 | 手返し良い丸型ハイギア。 |
| シマノ 20 トリウム 2000H(ベイト) | PE3号×500m | 約10kg | 7.6 / 97cm | 耐食/船用設計 | 大容量で深場も余裕。船用の定番。 |
| ダイワ キャタリナBJ 200SH(ベイト) | PE2〜3号向け | 約7kg | 7.3 / 86cm | マグシールド/UTD | ライト~中深海の万能機。 |
| ダイワ ソルティガ IC 300(ベイト) | PE3号×300m | 約10kg+ | 6.3 / 101cm | MAGSEALED/IC深度計 | 棚取り最強。大物狙いの切り札。 |
シマノ スフェロス SW 8000HG(スピニング/ハイギア)
15 kgドラグ・PE4号300 m対応で実売2万円台。HAGANEボディとX‑SHIPでパワフルに巻け、入門者にも扱いやすい定番機です。
シマノ ストラディック SW 8000HG(スピニング/ハイギア)
CI4+ローターとX‑PROTECTで軽さと防水性を両立。最大13 kgドラグでブリ10 kgクラスまでカバー。
シマノ ツインパワー SW 10000HG(スピニング/ハイギア)
高剛性アルミボディとインフィニティドライブで大物対応。1巻き107 cmで回収も速い万能選手。
シマノ スフェロス SW 8000PG(スピニング/パワーギア)
ギア比4.9でトルク重視。スロー系メタルジグや潮流が速い場面の底取りが得意です。
ダイワ BG 4500H(スピニング/ハイギア)
アルミ一体フレーム+ATDドラグ12 kg。コスパの高さで世界的にロングセラー。
ダイワ ブラスト 4500H(スピニング/ハイギア)
LC‑ABSスプールでキャスト性能も良好。PE3号300 m対応・巻取106 cmで万能。
ダイワ BG SW 10000‑H(スピニング/ハイギア)
最大15 kgドラグと大径ドライブギアを搭載。海外遠征にも耐えるタフ設計。
テイルウォーク クロシオ HGX 43HGX(スピニング/ハイギア)
実売1.5万円前後で10 kgドラグ。コスパ最強クラスながら替スプールも入手しやすい。
ペン バトルⅡ 5000(スピニング)
フルメタルボディとHT‑100ドラグ採用で剛性抜群。荒い船縁使いにも強い米国スタンダード。
ペン スラマーⅢ 6500(スピニング)
IPX6完全防水と大径ドラグノブで船上水しぶきも怖くない。実測18 kgドラグで大物対応。
シマノ オシアカルカッタ 300HG(ベイト)
丸型ながらハイギア6.2で巻取93 cm。インフィニティドライブで軽快にジグを操作。
シマノ 20 トリウム 2000H(ベイト)
スタードラグ船用モデル。PE3号500 mと大容量でディープエリアも安心。
ダイワ キャタリナBJ 200SH(ベイト)
軽量エアメタルボディ+UTDドラグ。タイラバからライトジギングまで幅広く対応。
ダイワ ソルティガ IC 300(ベイト/ICカウンター搭載)
水深表示付きで棚取りが簡単。MAGSEALEDボールベアリングと40 lbドラグでパワフルに巻上げ可能。
使用時の注意点
釣行後は真水で洗浄しドラグを緩めて保管
- 真水洗浄徹底
- ドラグ緩め保管
- 塩結晶防止
海水を被ったまま放置すると内部塩結晶でギアが摩耗します。帰港後はシャワーで洗い、ドラグノブを緩めて座金の圧縮クセをリセットしましょう。
40 ℃以上はグリス流出の恐れがあるため常温〜ぬるま湯が安全です。
PEラインとリーダー結束部を毎釣行チェック
ボートの上下動で結束部に擦れが集中します。FGノットなら3 回の釣行を目安に組み直し、キズの早期発見で高切れを防ぎましょう。
色落ちと毛羽立ちが指に引っ掛かるようなら交換時期です。平均3〜4釣行で点検しましょう。
ヒット時はロッド角度45°以内で無理な巻き上げ禁止
ロッドを立て過ぎるとバットパワーが使えず破損リスクが増えます。ドラグを活用し魚をいなし、リールは水平に近い姿勢で巻き上げるのが基本です。
深場では有効ですが、浅場や小型なら一定スピード巻きがラインテンションを安定させバラシを減らします。
海水が掛かったらすぐ拭き取り塩噛みを防止
波しぶきを被ったらマイクロファイバークロスで即拭き取り、可動部に海水が乾いて固着する前に洗浄を。特にハンドル根元は塩が溜まりやすいので注意。
応急処置には有効ですが、帰宅後に洗浄→専用グリスで再潤滑する方が長持ちします。
まとめ
- PE3号×300 mを基準に選定
- ドラグ8〜12 kgで安心
- フルメタル+防水構造推奨
- ハイギア6.0で回収効率UP
- 100 mm超ハンドルでトルク確保
- 釣行後は真水洗浄必須
- 結束&ラインは毎回点検
- ロッド角度と塩噛みに注意
上記ポイントを押さえれば、初めてのオフショアジギングでもトラブルを最小限に抑え、安全かつ効率的に青物ゲームを楽しめます。リールは相棒。適切なメンテと扱いで長く使い倒しましょう。


