「深場で30号使ってるけど潮に流されまくる…40号・50号に上げたいけど、今のロッドで大丈夫?折れない?

筆者も初めて50号スッテを使った時、愛用のMクラスロッドが「グニャッ」と根元から曲がって「これ折れるやつだ…」と冷や汗かきました。結局その日はまともに操作できず、隣の人にだけ釣られる地獄でしたね…。

号数に合ったバットパワーのロッドを選べば、重いスッテでもサクサク操作できて深場の爆釣を味わえます。この記事では30号・40号・50号それぞれに最適なロッドの選び方と、おすすめ17本を号数別にまとめました。

30号・40号・50号対応ロッドの選び方

号数クラス ── まずは「どの深さで釣るか」で決まる

イカメタルのスッテ号数は「水深」と「潮の速さ」で決まります。ポイントの水深÷2がざっくりの目安号数です。

  • 30号(〜112g):水深60〜80mの中深場・標準的な潮
  • 40号(〜150g):水深80〜100mや潮が効くポイント
  • 50号(〜187g):水深100m超・激流の山陰〜日本海エリア
初心者
初心者
乗合船だと「30号〜50号持ってきて」って言われるんですが、全部の号数に対応できる1本はないんですか?
残念ながら万能竿はありません。30号と50号では重さが約2倍違うので、メインの号数に合わせた1本+サブの1本が現実的ですよ。

ロッドパワー ── 号数が上がるほど「バットの硬さ」が命

30号ならMH(ミディアムヘビー)クラスで十分ですが、40号以上はH(ヘビー)クラスやオモリグ専用ロッドが必要です。柔らかい竿に重いスッテを付けるとシャクリの力がスッテに伝わらず、アクションがボヤけます

  • 30号:イカメタルMH / オモリグMクラス
  • 40号:オモリグMH / イカメタルHクラス
  • 50号:オモリグH / 激流専用モデル(MAX160g以上推奨)

ティップの種類 ── 重い号数ほど「戻りアタリ」が重要

重いスッテを背負った状態だと、穂先は常に曲がりっぱなし。その状態からイカが触った時に「ピピッ」と穂先が戻る、いわゆる戻りアタリを表現できるティップが理想です。

チタンティップグラスソリッドは負荷がかかった状態でも繊細な変化を出してくれるので、重号数との相性が良いですよ。

硬い竿だとアタリが分からなくなりませんか?

棒のように硬い竿はNGです。バットは強靭でも穂先だけは繊細に動く、専用設計のHクラスを選べば「掛けながら乗せる」バランスが取れます。

レングス ── 40号以上は「脇挟み」できる長さがラク

30号なら6.3〜6.6ftの標準的な長さでOK。ただし40号以上になると操作時の負荷がかなり大きくなるので、6.8ft以上で脇に挟めるロンググリップのモデルが疲労を大幅に軽減してくれます。

リールとの相性 ── 重号数はベイトリールが安定

30号まではスピニングでも対応できますが、40号以上はベイトリールの方がラインの巻取り力が高く、深場からの回収もラク。カウンター付きなら棚もピンポイントで合わせられます。

ドラグ設定 ── 重いスッテ+大型イカで身切れ防止

50号クラスになるとイカのジェット噴射+スッテの重さで足がちぎれるリスクが高まります。ドラグはゆるめに設定して、イカの引きに追従させましょう。フルソリッドロッドならブランクス全体で衝撃を吸収してくれるので身切れしにくいですよ。

全17モデル スペック一覧表

まずは全モデルを一目で比較。気になるモデルがあれば商品名タップで詳細レビューへ飛べます。

商品名 メーカー 対応号数 全長 調子 こんな人向け
▼ 30号対応(〜112g)
エメラルダスMX N65ダイワ〜30号6.5ftML〜MHバットと繊細さの万能型
セフィアBB B66MHシマノ〜30号6.6ftMH張りとレスポンスで攻めたい
三代目クロステージ Hメジャークラフト〜30号6.6ftH寄りコスパ深場サブに最適
メタルゾンSSD C66テイルウォーク〜30号6.6ftMAX130gフルソリッドで身切れ防止
メタルウィッチQパームス〜30号6.3ft粘り系スロー誘いで抱かせたい
▼ 40号対応(〜150g)
エメラルダスX 70ダイワ〜40号7.0ftオモリグ寄り長尺で揺れ吸収・脇挟み
セフィアXR S68シマノ〜40号6.8ftMH軽量高感度でダルさ少
トリプルクロスHメジャークラフト〜40号7.3ftH激流に強いパワー設計
ST-metal SP705カンジインターナショナル〜40号7.05ft名作系重負荷でもアタリ明確
ブラックライオンブラックライオン〜40号5.5ft食わせ特化ステイの安定感が欲しい
オーシャンウィップクレイジーオーシャン〜40号6.5ft兼用居食いも拾える繊細穂先
▼ 50号対応(〜187g)
セフィアCI4+ Hシマノ〜50号6.6ftH負けないバットで掛け切る
エメラルダスAIRダイワ〜50号6.3ftMHSショートでダイレクト操作
アーティクロスHプロマリン〜50号6.82ftH遠征用コスパ◎
ゴクスペ PureTecゴクスペ〜50号7.2ftパワー系ティップ柔+バット強の両立
メタルゾンSSD MHテイルウォーク実用〜50号6.7ftMAX160gフルソリッドで破損リスク低
ゼロドラゴンSH753ゼロドラゴン〜50号7.53ft剛竿どんな潮でも負けない最強

あなたに合ったイカメタルロッド診断

号数別にどのロッドが合うか迷ったら、こちらの診断を試してみてください。

【30号対応】おすすめロッド5選

水深60〜80mの中深場や、少し潮が効いている状況で活躍する最も汎用性の高いクラスです。

エメラルダスMX N65

ダイワの王道MHパワー。30号までしっかり背負えるバットがありながら、メタルトップのような繊細さも兼ね備えた万能機。初めての重号数チャレンジにも心強い1本です。

  • MHパワーで30号を余裕で操作
  • バットの強さと穂先の繊細さを両立
  • 迷ったらコレの万能型

セフィアBB B66MH

シマノのMHはカーボン特有の張りがあり、30号でもロッドが負けません。レスポンス良く掛けにいける攻撃的な1本。ファストテーパーで操作のキレも抜群です。

  • 張りのあるMHパワー
  • レスポンス重視の掛け調子
  • ファストテーパーでキレのあるシャクリ

三代目クロステージ H

メジャークラフトの「鉛スッテH」モデル。リーズナブルながら30号を余裕で操作でき、深場用サブロッドとして1本持っておくと安心のコスパ番長です。

  • リーズナブルなコスパ番長
  • 30号を余裕で操作
  • 深場用サブロッドに最適

メタルゾンSSD C66

MAX130gまで対応のフルソリッドモデル。竿全体で荷重を受けるので身切れしにくく、大型イカのジェット噴射にも粘りで対応。「曲げて獲る」楽しさがある1本です。

  • フルソリッドで曲げて獲る
  • MAX130gで30号に余裕
  • 身切れしにくい粘り

メタルウィッチQ

粘りのあるブランクスで、30号スッテを跳ねさせすぎずに操作可能。スローな誘いでじっくり抱かせたい時に真価を発揮するこだわりモデルです。

  • 粘りのあるブランクス
  • スロー誘いでじっくり抱かせる
  • 30号を跳ねさせず操作

【40号対応】おすすめロッド6選

水深80〜100mや、オモリグとの兼用を視野に入れたパワーモデル。脇挟みグリップ搭載モデルが中心になります。

エメラルダスX 70

オモリグモデルですが、40号の鉛スッテ単体釣りにもベストマッチ。長めのレングスで船の揺れを吸収し、脇挟みグリップで深場でも疲れにくい設計です。

  • オモリグ兼用の長尺モデル
  • 脇挟みグリップで疲労軽減
  • 波の揺れをレングスで吸収
ダイワ(DAIWA)
¥13,476 (2026/02/02 10:32時点 | Amazon調べ)

セフィアXR S68

オモリグ対応のMH。軽量かつ高感度で、150gの負荷がかかってもダルさを感じさせないシャープな操作感が魅力。上級者も納得のハイスペック機です。

  • 軽量高感度でダルさゼロ
  • 150gの負荷でもシャープな操作
  • オモリグ対応のMHパワー

トリプルクロスH

オモリグ専用設計のHパワー。40号スッテをキャストして広範囲を探ることもでき、激流エリアで頼りになるパワーモデルです。

  • オモリグ専用Hパワー
  • 40号スッテのキャストも可能
  • 激流エリアで頼れるパワー

ST-metal SP705

オモリグロッドの名作。感度が非常に高く、重い負荷の中でも小さなアタリを手元まで明確に伝えてくれる高感度モデル。ベテラン愛用者が多い1本です。

  • 名作のオモリグロッド
  • 重負荷でもアタリ明確
  • ベテラン愛用の高感度
Kanji International(カンジインターナショナル)
¥16,800 (2026/02/02 10:32時点 | Amazon調べ)

ブラックライオン

「ステイ」で食わせることに特化した異色モデル。40号使用時でもティップがブレず、ピタッと止まる安定感は唯一無二。止めの釣りが好きな人にはたまらない1本。

  • ステイ特化の食わせモデル
  • 40号でもティップがブレない
  • 止まる安定感が唯一無二

オーシャンウィップ

イカメタル・オモリグ兼用モデル。ティップランのような繊細な穂先を持ち、深場の居食いも見逃さない高感度設計です。

  • イカメタル・オモリグ兼用
  • 繊細穂先で居食いも検知
  • 高感度設計の万能型

【50号対応】おすすめロッド6選

山陰や日本海の激流エリア、水深100m超えで真価を発揮する規格外のヘビーデューティーモデルです。

セフィアCI4+ H

数少ないイカメタル専用の「H(ヘビー)」クラス。50号近い負荷でもバットが負けず、しっかりとフッキングが決まる頼もしさ。重号数の掛け調子を求める人に。

  • イカメタル専用Hクラス
  • 50号でもバットが負けない
  • しっかり掛け切れる

エメラルダスAIR

ショートレングスのオモリグベイトモデル。50号をダイレクトに操作でき、激流の中でも感度を失わないのが魅力。軽量で長時間の使用も快適です。

  • ショートレングスでダイレクト操作
  • 激流でも感度キープ
  • 軽量で長時間快適

アーティクロスH

驚異のコスパでHパワーを実現。MAX表記以上の粘りがあり、年に数回の遠征用として持っておくと安心。初めての50号チャレンジにも手が出しやすい価格帯

  • 驚異のコスパでHパワー
  • 遠征用のサブロッドに安心
  • 初めての50号に手が出しやすい
PRO MARINE(プロマリン)
¥5,500 (2026/02/02 10:34時点 | Amazon調べ)

ゴクスペ PureTec

柔軟なティップと強靭なバットが共存するパワーロッド。50号使用時でもアタリが明確で、泥棒竿譲りの粘りが大型イカにも対応します。

  • ティップ柔+バット強の両立
  • 50号でもアタリ明確
  • 大型イカにも対応する粘り

メタルゾンSSD MH

オモリグMAX160g表記ですが、フルソリッドのトルクで50号の実用範囲もしっかりカバー。破損リスクが低いのも安心ポイントです。

  • MAX160gで50号も実用範囲
  • フルソリッドのトルク
  • 破損リスク低で安心

ゼロドラゴンSH753

電動イカメタルも視野に入れた最強クラスの剛竿。どんな激流でもティップが負けず、確実にイカを掛けにいける。50号を本気で使い込むならこの1本。

  • 電動イカメタルも視野
  • どんな激流でも負けない剛竿
  • 50号を本気で使うならコレ

号数別・使い方のコツ

30号:スタンダードな誘いでOK

30号は最もスタンダードな号数帯。通常のシャクリ→テンションフォール→ステイの基本サイクルで十分に釣れます。ロッド角度は45°をキープして、穂先の変化を見逃さないようにしましょう。

40号:脇挟み+スロー操作が鍵

40号になると片手だけでの操作はかなり疲れます。グリップエンドを脇に挟んで体全体で操作するのがコツ。シャクリ幅も30cmほどに抑えて、スッテの重さでアクションさせるイメージです。

50号:「落とす」→「止める」が基本

50号はもはやシャクリ続けるのは無理。フォールで落として→ピタッと止めて→アタリを待つのが基本。竿先の微妙な変化やラインの弛みに集中してください。ドラグはゆるめ設定で身切れを防ぎましょう。

初心者
初心者
50号だと腕がパンパンになるんですが…
脇挟みできるロッドに替えるだけで激変しますよ。あとはフォール主体の釣りに切り替えれば体力消耗を大幅に抑えられます。

まとめ ── 号数に合ったロッドで深場を攻略しよう

【チェックリスト】

  • 30号 → MHクラスのイカメタルロッドで汎用的に対応
  • 40号 → オモリグMH〜Hで脇挟みグリップ付きが理想
  • 50号 → オモリグH / 激流専用でMAX160g以上を選択
  • ドラグはゆるめ → 重号数ほど身切れ防止が大切

重いスッテを使う釣りは確かに過酷ですが、その先には誰も触れていないパラソル級の群れが待っています。号数に合った剛竿を手に入れて、ディープエリアの爆釣体験を味わってください。

※本記事は筆者の実釣経験と各メーカー公式情報をもとに作成しています。価格は変動する場合があります。