ショアジギングでPE1.5号と2号のどちらを選ぶかは、狙う魚のサイズと釣り場の根ズレリスクで決まる。飛距離だけで選ぶと大型魚に切られ、強度だけで選ぶと飛距離が落ちる。強度・飛距離・適合魚の違いを整理して現場で後悔しない選択をしよう。

初心者
初心者
PE1.5号と2号って実際どれくらい違うの?堤防からハマチ狙いなら2号必要?
ハマチ狙いなら2号でいい。飛距離は1.5号が少し有利だが堤防では誤差程度。根ズレや歯ズレのリスクを考えると2号のほうが安心感がある。

PE1.5号と2号の強度・飛距離の違い

同メーカーの8本撚りで比較すると、PE1.5号の強力は約18〜20lb(約8〜9kg)、2号は約25〜28lb(約11〜13kg)と約1.3〜1.5倍の差がある。飛距離はPE1.5号のほうが約5〜10%有利だが、堤防での実釣で体感できるほどの差にはなりにくい。

  • 強度:2号が約1.4倍高い
  • 飛距離差:5〜10%程度
  • 堤防では飛距離差は誤差

釣り場と狙う魚別の使い分け早見表

ショアジギングでよく遭遇する釣り場×ターゲットサイズの組み合わせ別に、推奨PE号数と最低巻き量をまとめた。

釣り場 ターゲット 推奨PE号数 最低巻き量 備考
堤防・湾内 サバ・イナダ 1.5号 150m 飛距離重視で問題なし
堤防・湾内 ハマチ・ブリ 2号 200m 大型に切られるリスク低減
サーフ 小〜中型 1.5号 200m 遠投優先。根ズレ少ない
サーフ ヒラマサ・ブリ 2号 200〜300m 走られるため多めに巻く
小〜中型 2号 200m 根ズレリスク対策で太め
大型青物 2号以上 200〜300m 3号も視野に入る

200m巻けるリールとの組み合わせ

PE2号を200m巻けるスプールがあれば、上記のほぼ全パターンに対応できる。スプール径が小さい3000番リールにはPE1.5号が適合し、4000〜5000番なら2号200mが快適に巻ける。

  • 3000番→PE1.5号向き
  • 4000〜5000番→PE2号200m
  • 磯・大型狙いは多め巻き

釣り場と狙う魚からPE号数を診断する

釣り場と狙う魚のサイズから、PE号数と最適ラインを提案する。

Q1. 主な釣り場は?

Q2. 狙う魚のサイズは?

おすすめPEライン4選(1.5号・2号対応)

ショアジギング向けの8本撚りPEライン。強度・耐久性・視認性を重視した4アイテム。

商品名 価格目安 号数展開 ひとこと
よつあみ G-soul スーパージグマン X8 ¥6,880 1.5〜3号 ショアジギ定番・コスパ◎
シマノ タナトル8 ¥3,500前後 1.5〜3号 視認性高いマルチカラー
ダイワ UVF PEデュラセンサーX8EX+Si3 ¥2,001〜 1〜3号 シリコン加工で耐摩耗◎
ダイワ UVF紅牙デュラセンサーX8+Si2 ¥3,500前後 0.6〜2号 デュラセンサー入門版

3000円台のPEライン

ショアジギング入門者はコスパと視認性が高い定番ラインから選ぶと失敗しにくい。

よつあみ G-soul スーパージグマン X8

ショアジギング向けに最も広く使われている8本撚りPEライン。1.5号・2号ともにラインナップがあり、スーパージグマンの名の通りジギング専用設計で耐久性と強度のバランスが高い。コスパが優秀で入門者からベテランまで使いやすい定番。

  • ジギング専用設計
  • 1.5号・2号展開あり
  • 耐久性と強度のバランス◎

シマノ タナトル8

10mごとのマルチカラーマーキングが特徴のシマノ製PEライン。ショアジギングで「どの距離でアタリが出たか」を視認しやすく、釣果の再現性が上がる。強度・コシともに良好で、飛距離も安定している。

  • マルチカラーで距離確認
  • アタリ距離の再現がしやすい
  • コシが強く飛距離安定

4000円台の高耐久PEライン

磯など根ズレが激しい場所では安いラインほどすぐ毛羽立ってラインブレイクにつながる。

ダイワ UVF PEデュラセンサーX8EX+Si3

シリコン加工(Si3)で表面を保護し、ガイドへのダメージを最小化した高耐久ライン。磯や根ズレが多い場所でラインの消耗を抑えたい人向け。UVF製法で同号数比較の強度が高く、細糸でも安心してファイトできる。

  • Si3加工で根ズレに強い
  • UVF製法で強度が高い
  • 磯・ハードな場所向け

ダイワ UVF紅牙デュラセンサーX8+Si2

デュラセンサーシリーズのエントリーモデル。Si2加工で表面保護がされており、通常のPEより耐久性が高い。0.6〜2号まで展開があり、ショアジギングの1.5〜2号だけでなくタイラバ用の細いラインにも対応できる汎用性が高い一品。

  • Si2加工でコスパ型高耐久
  • 0.6〜2号の幅広い展開
  • タイラバ兼用にも対応

PE1.5号・2号のよくある質問(2026年7月追記)

ショアジギングのPEは1.5号と2号どっち?

堤防や小型〜中型青物(〜60cm)が主体ならPE1.5号、大型青物や磯・地磯でランカーや根に走る魚を狙うならPE2号が目安です。飛距離と操作性は1.5号、強度と安心感は2号。最初の1本で迷うなら、汎用性の高い1.5号から始めて、実績で2号に上げるのが失敗の少ない選び方です。

PE1.5号の強度はどれくらい?

製品にもよりますが、8本編みのPE1.5号でおおよそ25〜30lb(約11〜14kg)クラスが主流です。ただしこれは直線強度で、実際に効くのはノット(結束)強度です。結束は直線の7〜8割まで落ちるため、FGノット等で強い結び目を組むことが、ライン号数を上げる以上に大切です。

PE1.5号に合わせるリーダーは何号?

フロロカーボンで30〜40lb(約8〜10号)を1〜1.5ヒロ(1.5〜2.5m)が基準です。磯やスレた場所で根ズレが多いなら太めの40lb、飛距離と食わせ重視なら30lb寄りにします。PEとリーダーの号数差が大きすぎるとノットが組みにくいので、1.5号PEには8〜10号フロロが結束のバランスも取りやすいです。

PE1.5号で青物は何cmまで獲れる?

ドラグ設定とリーダー、ノット強度が整っていれば、60〜70cmクラスの青物までは1.5号でも十分に獲れます。ただし80cm級のブリや、根に突っ込むヒラマサ・大型根魚が期待できる場所では、ラインブレイクのリスクを下げるためPE2号が無難です。獲れる魚のサイズはラインの太さより、ドラグと結束で決まる場面が多いです。

(追記の参考:各メーカー公式のライン/リール仕様、TSURI HACK・TSURINEWSの実釣解説)

まとめ

ショアジギングのPEラインは堤防・小型青物ならPE1.5号、大型青物・磯ならPE2号が目安。巻き量は最低200mを確保し、スプール径とリール番手に合わせて選ぼう。リール選びはショアジギングPE2号を200m巻けるリールまとめも参考にどうぞ。