サーフで安全に釣りを楽しむには、滑りにくく水が抜ける専用シューズが必須です。この記事では「どんな靴を選べばいいの?」と迷う初心者でも分かるように、失敗しない選び方のコツとコスパ抜群のおすすめ16足を紹介します。
【初心者必見】安心して釣りができるサーフシューズ
滑りにくいソールパターンを選ぶ
- 深溝ウェーブグリップ
- サメ肌マイクロ凹凸加工
- ハイフリクション底面
砂を噛み込んでも水が抜ける深溝と、濡れた岩に吸い付く微細凹凸があるソールは転倒リスクを大幅に減らします。EVAとラバーの二層構造なら軽さと耐久性も確保できます。
砂が残りやすくグリップが低下します。深さ3mm以上の溝があると砂が自然に排出され、滑りにくさを保てます。
砂抜け用ドレインホール付き
アッパー側面やソール側に2〜4 mm径のドレインホールが配置されたモデルだと、歩くたびに水圧で砂が抜けてムレも軽減。靴内温度の上昇を約2 ℃抑えるとの実測データもあります。
樹脂パイプで補強されたホールなら強度は維持されます。購入時に補強リングの有無を確認しましょう。
軽量かつ速乾性のアッパー素材
- 超軽量ニット編地構
- メッシュ速乾二層
- 疎水ポリエステル表
濡れてもすぐ乾くポリエステルメッシュやニット編地は、片足300 g以下を実現し長時間歩いても疲れにくいのが魅力。通気孔と撥水糸の併用で乾燥時間は約40%短縮します。
厚手は耐久性が高い反面、乾くまで時間がかかります。初心者は扱いやすい速乾メッシュを選ぶと快適です。
足首を守る“ミッドカット”設計
ローカットより約3 cm高いミッドカットは砂の侵入を防ぎつつ、足首をホールドして不意のぐらつきを抑えます。ネオプレンのパッド入りなら防寒効果も期待できます。
ハイカットはより固定力がありますが重くなりがち。初心者は動きやすいミッドカットがバランス◎です。
フィット感を調整できるストラップ/シューレース式
波打ち際で脱げを防ぐには、甲と足首を二点で締めるタイプが安全。面ファスナーも便利ですが、砂が噛むと粘着力が落ちるため、ストッパー付きレースが安心です。
過度な締め付けは血流を阻害します。指1本分の余裕を保ち、歩行時に痛みが無いか確認しましょう。
インソールが取り外せて洗える
取り外し式インソールは塩抜きや乾燥が簡単。抗菌EVAフォームなら3時間の日陰乾燥で嫌な臭いを90%軽減し、靴の寿命も延ばせます。
海水使用後は毎回。真水で揉み洗いし、風通しの良い日陰で乾かすだけでOKです。
【初心者必見】安心して釣りができるサーフシューズ16選
シマノ ドライライトシューズ
片足約280 gの軽量設計。ハイグリップラバーと2層メッシュで速乾。
ダイワ ウォータープルーフシューズ
防水フィルム内蔵で浸水を防止。ドレインホールで排水も◎。
シマノ ボートフィットシューズ
ボートデッキ対応のフラットソール。ミッドカットで足首を保護。
ダイワ FOGLER GORE-TEX
透湿防水GORE‑TEX採用。長時間の雨天でもムレなし。
リバレイ RBB サーフシューズHi
ハイカットで砂侵入をシャットアウト。フェルトスパイク仕様。
がまかつ ラジアルシューズ GM4549
ラジアルソールが砂浜と岩場の両方でグリップを発揮。
リトルプレゼンツ ラジアルウェーディングシューズ
厚手EVA+ラジアル底で安定感抜群。交換式ピン装着可。
マズメ ラジアルデッキシューズ
船上やサーフ兼用モデル。アッパーが柔らかく脱ぎ履き容易。
AQA アクアシューズ
水陸両用のコスパモデル。4 mmネオプレンが保温性を確保。
シマノ ドライライトシューズ FH‑017U
新設計EVAミッドソール採用。クッション性が30%向上。
ダイワ ネオブーツ DB‑2411
ショートブーツ形状。ネオプレン3 mmで冬場も暖かい。
双進 リーフシューズ
足裏にフェルトピンを追加可能。リーフ攻略に最適。
キャプテンスタッグ マリンシューズ
リーズナブルで初心者向け。かかとを踏んでサンダル使いも可。
フリーノット ウォーターシューズ
水抜け重視のサイドメッシュ。抗菌インソール標準装備。
FELLOW リーフブーツ
ソール全体にラバー補強。岩場での耐摩耗性が高い。
OLINPHD マリンシューズ
片足220 gの超軽量。4方向ストレッチでフィット感抜群。
使用時の注意点
釣行前にソールの砂・油膜を洗い落とす
- 中性洗剤で洗浄
- 硬ブラシは厳禁
- 流水で5分以上
油分や細かい砂が付着したままだとグリップ力が低下します。出発前に中性洗剤を含ませたスポンジで軽くこすり、流水でしっかり流しましょう。乾燥は通気の良い日陰で。
はい。香料の少ない台所用中性洗剤で十分です。強アルカリ性は樹脂を劣化させるので避けましょう。
足首までしっかり締めて“砂かみ”を防ぐ
ストラップやレースを足首まで締めることで、歩行中の砂侵入を大幅に減らせます。締め付けは指1本分の余裕を目安にし、長時間の血行不良を避けましょう。
立ち止まってすぐ再調整してください。砂が入ったまま歩くと靴擦れの原因になります。
使用後は真水で塩抜き→陰干し徹底
帰宅したらバケツに真水を張り10分浸け置きし、塩分を抜いてください。陰干しで完全乾燥させると金具や糸の腐食を防げます。
40 ℃以下ならOKですが、接着剤が劣化する恐れがあるので常温の真水が無難です。
経年で硬化したソールは早めに買い替え
ゴムは紫外線と塩分で徐々に硬化し、滑りやすくなります。使用頻度にもよりますが、屋外保管なら2〜3年、室内保管でも4年を目安に交換しましょう。
指で押して弾力が無い、表面が白く粉を吹く、割れ目が出たら交換サインです。
まとめ
- 深溝ソールで滑り防止
- 排水穴で砂抜け良好
- 速乾メッシュで軽量
- ミッドカットで保護
- 二点締めでフィット
- 抗菌インソール洗濯
- 使用後は塩抜き必須
- 2〜4年で買い替え
上記ポイントを押さえれば、初心者でも安全かつ快適にサーフフィッシングを楽しめます。迷った時は滑り止め性能と排水性を最優先にモデルを選んでください。


