イカメタルはスッテ選びで釣果が決まります。本記事では2025年最新版の最強スッテ14選を軸に、サイズ・重心・素材・カラーの基準と実践で差が付く4つの使い方を初心者向けに解説。読み終えた瞬間から「何を買えばいいか」「どうローテすればいいか」がわかり、今夜の船上で釣果をアップさせる内容です。
【2025最新版】【最強】釣れるイカメタルスッテの選び方
重心はセンター or ややリア寄り
水平姿勢を長時間保持
潮変化でも姿勢安定常
失速抑え直下へ沈降即
重心がセンター〜リア寄りのスッテはヘッドが揺れにくく水平姿勢を長く維持できます。潮流変化でも棚を外さずフォールが安定するため、初心者でもアタリが出やすくなります。さらにライン角が一定に保たれるのでフッキングまでの操作もシンプルになります。
潮流を受けてスッテが横倒しになり、イカが抱きにくくなります。結果としてアタリ激減、手返しも悪化するため重心位置は必ず確認しましょう。
全長90〜105 mm+重量15〜25 g を基準に
全長90〜105 mm、重量15〜25 gはPE0.4〜0.6号のライトタックルと相性抜群。沈降姿勢が安定し、船中でのオマツリも減少。潮が速くなったら±5 g刻みで微調整すれば一日通して快適に誘えます。
長さが80 mm以下になるとフォールが速く、抱き時間が短くなるため初心者には扱いが難しくなります。
ボディ材質は高比重タングステンコア+樹脂シェルが◎
高比重で極小シルエット
感度向上し瞬時に当たり
深棚攻略で直撃成功率
タングステンコアは鉛より30%以上高比重。小粒でも十分な重量が得られるためフォールが真っすぐでラインが暴れません。樹脂シェルは透過光を活かしグローやケイムラ塗装の発光効率を高め、視覚的アピールを底上げします。
光透過でケイムラやグロー塗装の発光効率が上がり、視覚アピールが強化されます。
フルグロー・ケイムラ・メタリックの3色ローテが鉄板
フルグローは深場や濁り潮、ケイムラは紫外線量が多い晴天下、メタリックはベイトのフラッシングを再現。ヒットが止まったら3投以内で次色へ。順番を保つことで群れがスレる前に連続ヒットを得られます。
ケイムラやメタリックへ即ローテし、発光量を下げることで違和感を減らします。
カンナ(フック)は段差&フッ素コート
段差カンナは上下で針高が異なるため、抱いたイカを挟み込むように刺さります。さらにフッ素コートが摩擦を減らし、シャクリの小さな力でも貫通。結果としてバラシ率が下がり、スッテ交換回数も減るためコスパ面も優秀です。
一度錆びたら貫通抵抗が上がるため交換推奨。コート面の再生は困難です。
スナップ一体型アイを採用
スナップ一体型はアイ部が360°回転するため糸ヨレが発生しにくく、ラインブレイクのリスクを軽減します。さらに夜光や蓄光塗装が施されたモデルなら暗所でも視認性が高く、取り付けミスを防げます。結果として無駄なロスが激減します。
ダメではありませんが、頻繁にローテするイカメタルでは時短効果が大きく差になります。
【2025最新版】【最強】釣れるイカメタルスッテ14選
鉛スッテ四ツ目(ヨーヅリ)
水平姿勢と強いフラッシングが魅力。潮流変化にも対応。
錘スッテ 490グロー(ヤマシタ)
490 nm波長グローで深棚の視認性アップ。
エメラルダス イカメタルスッテ 大盛(ダイワ)
タングステンコア採用で小粒シルエット。
サウスッテ(ブラックライオン)
扁平ボディで抜群の水平フォール。
カレントスッテ(カンジインターナショナル)
リア重心で強潮にも強いモデル。
セフィア コロコロスッテ(シマノ)
転がるフォールでリアクションバイト誘発。
セフィア ノリノリスッテ II(シマノ)
布巻き+フルグローのハイブリッドアピール。
イージーベイトメタル(デュエル)
高耐久布とメタリックヘッドでロングライフ。
ビッグアイ メタル(メジャークラフト)
大きなアイが視認性を高め、竿先感度も◎。
スピードメタルスッテ SF(がまかつ)
スリム形状で素早い沈降が特長。
KS鉛スッテ メタリック布巻(キーストン)
布巻き表皮でナチュラルな波動を演出。
スクイッドシーカー メタリン(バレーヒル)
マグネットバランサーでフォール速度を調整。
メタル番長スリム(エバーグリーン)
超スリムシルエットで活性が低い群れに効く。
エメラルダス イカメタルドロッパー Type SQ F RV(ダイワ)
布巻きドロッパー一体型で浮き上がりを抑制。
効果的な使い方4選
潮流が速まるタイミングで “2号重く” してラインを立てる
潮速変化を素早く把握
2号刻みで重量調整速
ライン角度15度以内維持
潮が走り始めたら即座に2号(約8 g)重くしてライン角を15°以内に保ち、棚を直撃。ドロッパーはそのままでOKなので手返しが落ちません。
ラインが立ち過ぎて誘い幅が小さくなり、イカが違和感を覚えることがあります。2号刻みが目安です。
“チョン・チョン・3秒ステイ” のリズムを基本に微調整
基本の“チョン・チョン・3秒ステイ”はフォール、誘い、抱かせのリズムが明確で初心者に最適。潮が緩い時はステイを5秒、活性が高い群れには1秒へ短縮。跳ね上げ回数は最大3回まで、力を入れすぎずティップが45°を超えないように意識しましょう。
2回を基準に1〜3回で調整。跳ね過ぎるとラインが緩み当たりが出にくくなります。
ドロッパーとの号数差=1/3 ルールを厳守
スッテとドロッパーの号数差を1/3に設定するとフォール速度が自然に分離し、絡みを激減させます。例としてスッテ21 gならドロッパー7 g、24 gなら8 gが基準。水深が変わった場合でもこの比率を守ることで、テンションフォール時のライン角度が一定に保たれます。
ドロッパーがスッテに吸い寄せられ絡みやすくなります。必ず1/3差を目安に。
ヒットカラーは即2回連続投入、その後は必ずローテーション
同色連投で群れの活性が落ちる前に追加2杯を狙い、その後別色へローテしてスレを回避。色順はヒット→コントラスト→ナチュラルの順が鉄板です。
同色で2杯取ったら即チェンジ。群れが沈んだら再度ヒット色へ戻すと効率的です。
まとめ
- センター重心で水平姿勢
- 90〜105 mm・15〜25 gが万能
- タングステンコアで高感度
- 3色ローテで状況対応
- 段差フッ素カンナで掛かりUP
- 一体型アイで時短交換
- 潮速に合わせ2号刻み調整
- ドロッパーは1/3号差
これらのポイントを押さえれば、船上での手返しが向上し常に群れの活性変化に対応できます。まずは14選の中から2色×2号数の計4本を揃え、潮流や光量に合わせて使い分けてみてください。


