「ティップランロッドって種類が多すぎて選べない…」――そんな初心者の悩みを解決するために、本記事では【初心者必見】コスパ最強ティップランロッドの選び方を徹底解説します。価格以上に使えるロッドを見抜く6つのチェックポイントと、失敗しないモデル12本を厳選して紹介するので、読み終えた瞬間から最適な1本が自信を持って選べます。
- 【ティップランロッド】これだけ押さえれば失敗しない 6ポイント
- 【初心者必見】コスパ最強ティップランロッド12選
- ダイワ(DAIWA) ティップランロッド エメラルダス(EMERALDAS) EX BOAT 63MLS IL・W
- ダイワ(DAIWA) ティップランロッド エメラルダス(EMERALDAS) EX BOAT 511MLS-SMT・W
- シマノ(SHIMANO) エギングロッド 24 セフィアSS ティップエギング R-S68M-S
- 天龍(Tenryu) ブリゲイド フリップTR BFT632S-MHS
- ブラックライオン ブラックライオン 75MH
- テイルウォーク(Tailwalk) ロッド ティップバン SSD S65ML/SL
- ダイワ(DAIWA) ティップランロッド エメラルダス(EMERALDAS) EX BOAT 65MLMS-SMT・W
- がまかつ ラグゼ EGTR X S610ML-solid
- ヤマガブランクス バトルウィップTR69/D
- ダイワ(DAIWA) EMERALDAS X BOAT 65MLS-S
- シマノ(SHIMANO) エギングロッド 23 セフィアBB ティップエギング R-S66M-S
- メジャークラフト ソルパラティップランモデル SPXJ-S682L/TE
- 使用時の注意点
【ティップランロッド】これだけ押さえれば失敗しない 6ポイント
長さは7 ft前後(6 ft9 in〜7 ft3 in)を基準に
- 船上でも取り回し快適
- 6ft9〜7ftで感度維持
- 浅場深場どちらも快適
- 長過ぎず操作も軽快さ
- 初心者でも視認し易い
6〜7 ft台は取り回しとエギの安定を両立し、初めてでもジャークの力がロスなく伝わります。特に6 ft9 in〜7 ft3 inは、浅場から水深40 mクラスまで守備範囲が広く、手首の負担も少ない万能レングスです。
7 ft台は船の上下動を吸収してエギを安定させます。浅場や凪なら6.5 ft前後で軽快さを優先、荒天やディープは7 ftクラスが安心です。
適合シンカー(エギ+シンカー)総重量30〜60 g表記を選ぶ
総重量30〜60 g対応のロッドなら、3.5号エギ+10〜30 gシンカーを組み合わせて幅広い水深に対応可能。オールラウンドに使えて買い替えリスクを減らします。
50 m以上かつ二枚潮なら70 g以上が安心。対応上限が60 gの竿では操作が鈍るため、上限70 gモデルを検討しましょう。
ソリッドティップ+チューブラーバット構造
- 繊細ティップで視認性
- 強靭バットで瞬発力大
- 荷重変化を細かく検知
- アワセ遅れ大幅カット
- 曲がり戻りで操作快適
カーボンソリッドの極細穂先は目感度を高め、チューブラーバットはフッキングパワーを瞬時に伝えます。この先調子設計がティップランの「掛ける釣り」を支えます。
糸絡みやエギの巻き込みが主因です。毎シャクリ前に穂先を確認し、絡みがあれば即解除すれば折損リスクを激減できます。
高弾性+Xテープ/クロスフォース補強のブランク
カーボン高弾性素材にXテープやクロスフォースで斜め巻きを施すと、ねじれ剛性が大幅向上。エギを跳ね上げる際のパワーロスが減り、深場でもシャクリが軽快になります。
近年はナノレジンで樹脂量を減らしつつ強度を確保。補強しても100 g前後に抑えたモデルが主流です。
チタンフレームSiC‑SまたはステンレスKガイド+トップのみチタン
リングは耐摩耗性に優れるSiC‑S、フレームは軽量なチタンorコストパフォーマンス重視のステンレスK。トップのみチタンにすると穂先の慣性が下がり、見える変化が一段と鋭く出ます。
SiC‑Sリングは放熱性・耐摩耗性が高く、0.4〜0.8号PEならラインブレイクはまず起こりません。ラインは毎回点検を。
自重100 g前後&セパレートEVAグリップ
100 g前後の軽さは1日中ティップを凝視する釣りで大きなアドバンテージ。セパレートEVAは滑りにくく、船上で濡れてもグリップ力を保つため操作性が損なわれません。
リール200 g前後ならバランス点がリールフット付近にきて扱いやすくなります。軽量ロッドでも一般的な2500番でOKです。
【初心者必見】コスパ最強ティップランロッド12選
ダイワ(DAIWA) ティップランロッド エメラルダス(EMERALDAS) EX BOAT 63MLS IL・W
インターライン仕様でライン放出がスムーズ。自重80 g・エギ18–70 g対応、メガトップ穂先で視覚感度も抜群。
ダイワ(DAIWA) ティップランロッド エメラルダス(EMERALDAS) EX BOAT 511MLS-SMT・W
SMTソリッドで手感度◎。全長1.80 mと取り回し抜群、自重約67 gで連続ジャークでも疲れません。
シマノ(SHIMANO) エギングロッド 24 セフィアSS ティップエギング R-S68M-S
スパイラルX+ハイパワーXで曲げ剛性を高めつつ95 gの軽量設計。MAX70 gまで安心。
天龍(Tenryu) ブリゲイド フリップTR BFT632S-MHS
国産ハンドメイド。張りのあるMHSパワーで深場60 gシンカーも楽々、強風下でも優れた操作性を発揮。
ブラックライオン ブラックライオン 75MH
75 ftの長さで揺れる船首でもエギ姿勢を安定させ、MHパワーがビッグサイズも余裕で浮かせます。
テイルウォーク(Tailwalk) ロッド ティップバン SSD S65ML/SL
TORZITEリング+TISLソリッドで超高感度。自重約82 gで一日中快適です。
ダイワ(DAIWA) ティップランロッド エメラルダス(EMERALDAS) EX BOAT 65MLMS-SMT・W
純チタンSMT穂先とMLMSパワーの組み合わせ。エギ25–70 gまで幅広く対応。
がまかつ ラグゼ EGTR X S610ML-solid
実測53 g台と最軽量クラス。カーボンソリッド穂先で視認・手感度ともに優秀です。
ヤマガブランクス バトルウィップTR69/D
69 ftのやや長め設定でラインメンディングが容易。エギ姿勢を安定させて深場攻略に強い一本。
ダイワ(DAIWA) EMERALDAS X BOAT 65MLS-S
実売2万円弱と手頃。HVFナノプラスブランクでハイエンド譲りの感度を実現します。
シマノ(SHIMANO) エギングロッド 23 セフィアBB ティップエギング R-S66M-S
入門最適モデル。自重82 g・エギMAX60 g、実売1.6万円ほどでコスパ抜群。
メジャークラフト ソルパラティップランモデル SPXJ-S682L/TE
実売1万円前後で必要十分の操作性。PE0.6号推奨、Lパワーで3〜3.5号エギ中心の浅場攻略に◎。
使用時の注意点
ティップ角度は水平±30°以内でジャーク
- 水平基準で安定操作
- 折損リスクを極小化
- アタリ視認性キープ
- ラインテンション最適
- 疲労軽減で集中維持
ジャーク時はティップを水平から上下30°以内に保つと、エギが上下動し過ぎずステイ姿勢が安定します。過剰な角度はバットへの逆負荷やティップ折れを招くため要注意。
エギが跳び過ぎてラインテンションが抜け、穂先に絡む確率が急上昇。絡んだまま巻くと高確率で破損します。
シンカーは適合上限の80%を目安に選ぶ
上限ギリギリのウエイトは負荷が高く感度も鈍るため、例:上限60 gの竿なら48 g程度に抑えるとシャクリが軽く、ティップの動きも見やすくなります。
まず船長にドテラ流しを相談し、それでも無理なら上限70 g以上のロッドに持ち替えるのが安全策です。
釣行後は“ティップだけ”を優先して真水洗浄 → 陰干し
海水が乾くと塩が結晶化し、極細ソリッドやガイド内面を傷つけます。釣行後は穂先を重点的に真水で流し、陰干しで完全乾燥させれば錆と固着を防げます。
長時間の浸漬はブランク内部に水が残り、加水分解や錆の原因。流水30秒程度で十分です。
保管時はジョイントを軽く緩め、ティップカバーを装着
ジョイントを締め切ったままだと温度変化で固着し、取り外し時に過大な力が掛かります。専用ティップカバーで物理的衝撃もカットしましょう。
柔らかいタオルで穂先を包み、面ファスナーで軽く固定すれば代用可能。硬質素材は逆に傷を入れるので避けます。
まとめ
- 基本長さは6 ft9 in〜7 ft3 in
- 30–60 g総重量対応が万能
- ソリッド穂先で微アタリ可視化
- 高弾性+X補強でシャクリ軽快
- SiC‑S+チタンガイドで低摩耗
- 自重100 g前後なら一日快適
- 角度は水平±30°を厳守
- 洗浄・保管で折損リスク激減
ポイントを押さえれば1万円台でも実戦的なティップランロッドを選べます。ロッドに合わせてシンカー・エギを最適化し、アオリイカの繊細なアタリを確実に掛けてみてください。


