トンジギでジグを追ってくるのに食わない、高速巻きから止めに切り替えると口を使う理由
ジグが見えている、追ってくる、なのに食わない——トンジギで一番悔しい場面だ。同船者はポツポツ釣れているのに自分だけジグを見切られる。マグロが追ってくるのに食わない時は、高速巻きを止めてフォールに切り替えると口を使うことが多い——切り替えのタイミングと止め方、フォール中のアタリの取り方を整理した。
トンジギでジグを追ってくるのに食わない理由
高速巻きはマグロを「興味モード」にするが「捕食モード」に入らない
高速巻きはマグロの本能を刺激して追わせるには有効ですが、そのまま一定速度で巻き続けると追いながら様子見をされます。マグロが口を使うのは「動いていたものが突然止まる瞬間」か「フォール中」が多く、高速巻きだけでは捕食スイッチが入りません。
- 高速巻きは追わせるための動作、食わせるには止めが必要
- フォール中の食いが全体の6〜7割を占めることも多い
- 見切られる前に急停止を入れると捕食本能が刺激される
止めた瞬間のフォールがトリガーになる理由
逃げていたベイトが急に力尽きて沈む——マグロはこの動きに強く反応します。高速巻き中に突然止めてジグをフォールさせると、追っていたマグロが反射的に口を使います。ラインをたるませるフリーフォールより、テンションを張ったままのテンションフォールの方が食いアタリを取りやすいです。
高速巻きから止めに切り替える方法
- 10〜15回転速巻き→急停止→テンションフォール5〜8秒
- 止めた後はラインを張ったまま、たるませないでフォール
- フォール中にラインが止まる or 走るで即アワセ
巻きを止めるタイミングと止め方
高速巻きを始めてから10〜15回転を目安に急停止させます。ハンドルを止めると同時にロッドを少し下げてジグをフリーにし、ラインを軽くつまみながらテンションを保ったままフォールさせるのがポイントです。この「テンションフォール」の状態でアタリが出ればラインに変化が出るので即アワセを入れてください。
反応が出た後の次のアクション
一度追ってきた魚は近くにいます。バラした後や食わなかった後は同じレンジに留まって次の動きを見ています。慌てて底まで落とし直すより、食い損ねたレンジから再度高速巻き→止めを繰り返す方が同じ魚が再び口を使うことがあります。
状況によりますが目安は5〜8秒です。潮が速い日や深いレンジでは10秒前後まで伸ばします。フォール中にアタリが出ない場合は再度高速巻きに入り、止めるタイミングをずらしながら繰り返してください。
状況別おすすめジグ5選
追ってくるのに食わない状況に合わせたジグを選ぶと、高速巻き→止めのパターンがより効果的になります。今日の反応と水深を選ぶと適したジグが分かります。
今日のマグロの反応は?
今日のポイントの水深は?
ジグパラ スロー ロング 200g
フォール姿勢が水平に近く、止めた瞬間にヒラヒラと落ちる動きがマグロの捕食スイッチを押します。高速巻き→急停止のパターンで使うと、フォール中に食いアタリが出やすいです。
ランウェイスロー 200g
スライドしながら落ちるアクションがトンジギの止めパターンに合います。追ってくるが食わないシチュエーションで急停止した後のフォール中に食ってくることが多いジグです。
TGポーター 200g
タングステン製で比重が高く、高速巻きでの水噛みがよいスピード系ジグです。全然反応がない時に一気に巻き上げて存在をアピールする使い方で、マグロに気づかせてから止めに入ります。
ジギング用アシストフック フロント
フォール中の食いアタリはジグの前方から口を使うことが多く、フロントへのアシストフック装着が掛かり率を上げます。バレが多い時はリアフックを外してフロント1本に絞るとフォール姿勢が安定します。
ソルティガスナップ
ジグ交換をスムーズにできるスナップです。止め→フォールのパターンで反応がない時はカラーを素早く変える必要があり、スナップがあれば手返しが大きく改善します。
まとめ:追ってきたら止める、フォールで食わせる
マグロがジグを追ってくるのに食わない時は、高速巻き→急停止→テンションフォールのサイクルを繰り返すのが基本です。止めるタイミングを変えながら5〜8秒のフォールを入れると、フォール中にラインに変化が出てアタリに変わります。使うジグはフォール姿勢がよいスロー系を基本にして、反応がない時にスピード系でアピールする切り替えを意識してみてください。
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