【イカメタル】水深別スッテの重さを正しく理解|迷わない3種3色ローテ完全解説
「イカメタルのスッテ、何号を持っていけばいいか分からない…船長に聞いても”25号前後”としか言われない」
正直、筆者も最初は「とりあえず20号でいいっしょ」と舐めてました。結果、60m超の深場でラインが斜めに流されてオマツリ連発。隣の人に頭を下げっぱなしの地獄を味わいました。
水深に合った号数を選べるだけで、底取りが正確になり釣果は劇的に変わります。この記事では水深別の適正号数と、当たりパターンを最速で見つける「3種3色ローテーション」、さらにおすすめスッテ&エギ10選を紹介します。
水深別スッテの重さ選び ── 号数の基本と応用
水深と号数の関係 ── 15号〜30号の使い分け
- 15号(56g):浅場30m前後の基本
- 20号(75g):中層40〜60mの万能選手
- 25号(94g):深場60〜80mの主力
- 30号(113g):超深場80m以上のヘビー枠
スッテの号数選びで一番大事なのは「ラインが真っ直ぐ立つかどうか」。軽すぎるとラインが斜めになって棚ボケやオマツリの原因になるし、重すぎるとフォールが速すぎてイカが抱く「間」がなくなります。
目安として水深30mなら15号、40〜60mなら20号、60〜80mなら25号、80m超なら30号を基準にしてください。船長の指示号数の前後(±5号)を用意しておけば、まず困ることはありません。
| 水深 | 最適号数 | 重さ | シチュエーション |
|---|---|---|---|
| 〜30m | 15号 | 56g | 潮の緩い浅場・湾内 |
| 40〜60m | 20号 | 75g | 標準的な中層ポイント |
| 60〜80m | 25号 | 94g | 深場の主力・迷ったらコレ |
| 80m〜 | 30号 | 113g | 超深場・急潮エリア |
※潮流や風の影響で±5号の調整が必要です。
絶対ではないけど基準にすべきです。船全体のオマツリ防止のために号数を揃える意味合いが強いので、指示号数の前後(例:25号指示なら20〜30号)を持っていくのがマナーであり正解です。
潮の速さと重さ調整 ── 「ラインが立つ」を基準に
同じ水深60mでも、潮が速い日と緩い日では最適号数が全然違います。潮が速いのに軽い号数を使うと、ラインが流されて底が取れない。逆に潮が緩い日に重すぎると、フォールが速すぎてイカが追いきれません。
- 潮が速い → 基準号数より+5号(25号基準なら30号に)
- 潮が緩い → 基準号数のまま or -5号で繊細に
- 二枚潮 → 重めで強制的にラインを立てる
判断基準はシンプルで「ラインが真っ直ぐ立っているか?」だけ。斜め45度以上になっていたら、迷わず重い号数にチェンジしましょう。
3種3色の基本セット ── 当たりパターンを最速で見つける
- 3種:鉛スッテ・浮きスッテ・エギの形を変えて波動を変える
- 3色:赤緑・赤白・チャート系で明暗のアピール差を出す
- 9通りの組み合わせでその日の正解を探る
効率よくヒットパターンを見つけるには「3種3色の法則」が鉄板。形は「鉛スッテ・浮きスッテ・エギ」、色は「赤緑・赤白・チャート系」の3パターンずつ用意します。上下で違う種類・違う色を付けることで、1投で2パターン同時にテストできるから、当たりフォルム×当たりカラーの特定が爆速になりますよ。
最初はバラバラでOK。「上の赤白エギ」に乗ったのか「下の赤緑スッテ」に乗ったのかを確認して、当たっている方に徐々に寄せていくのが正解です。
鉛vsタングステン(TG) ── 使い分けの判断基準
タングステンは同じ号数でも鉛より小さいから、潮の抵抗が少なくラインが立ちやすい。深場や急潮では圧倒的に有利です。ただし価格が鉛の3〜5倍するので、全部TGにする必要はありません。
- 鉛:コスパ良し。浅場〜中層のメインに最適
- TG:深場・急潮でラインを立てたい時の切り札
- 鉛25号 ≒ TG20号 の沈下速度になるイメージ
おすすめの使い分けは、20号以下は鉛、25号以上にTGを1〜2個混ぜるというパターン。ロスト時の精神的ダメージも考えると、全部TGにする必要はありません。タングステンスッテの詳しい解説はこちら。
ドロッパーとの組み合わせ ── 浮きスッテとエギの使い分け
ドロッパーの使い分けは「静と動」で考えましょう。浮きスッテは潮を受けてフワフワ動くから高活性時のアピールに最適。エギタイプは水平姿勢でピタッと止まるから、警戒心の強いデカイカや低活性時にじっくり見せて抱かせることができます。
- 高活性 → 浮きスッテ(動きでアピール)
- 低活性・スレ → エギタイプ(止めて見せる)
- 迷ったら → エギタイプから始めて反応を見る
カウンター付きリールの活用 ── 号数選びの精度を上げる
カウンター付きベイトリールがあれば、正確な水深が分かるので号数選びに迷いがなくなります。「今60mだから25号」と即判断できるから、棚合わせのスピードが段違い。
さらにヒットした棚をカウンターで記録しておけば、同じ深度を集中的に攻められます。釣果を安定させたいなら、カウンター付きリールは必須装備ですよ。イカメタルタックル全体の解説はこちら。
スッテの色の選び方について詳しくは「イカメタルのカラー使い分け」もチェック。
おすすめ10選スペック一覧表
まずは全10モデルを一目で比較。気になるモデルは下の詳細レビューへどうぞ。
| 商品名 | 種類 | 対応号数 | 素材 | 特徴 | こんな状況に |
|---|---|---|---|---|---|
| コロコロスッテ | 鉛スッテ | 15〜30号 | 鉛 | 転がりにくい形状 | 初心者の最初の1個に |
| エメラルダス | 鉛スッテ | 15〜30号 | 鉛 | 高耐久塗装 | 深場の主力に |
| KS鉛スッテ | 鉛スッテ | 15〜30号 | 鉛 | 硬質発泡で高感度 | 玄海・呼子エリアに |
| EZ-スリム | 浮きスッテ | – | – | 強い波動で誘う | 高活性時のドロッパーに |
| クリスタル | 浮きスッテ | – | – | 透明ボディ | 澄み潮・低活性時に |
| スイスイドロ | エギタイプ | – | – | フラッシュブースト | ステイで勝手に誘いたい時に |
| エギ王LIVE | エギタイプ | 2.5号 | – | 美しいフォール姿勢 | デカイカ狙いに |
| モンロー夜焚 | エギタイプ | – | – | 水平姿勢維持 | 大型狙いの切り札に |
| 泥棒スッテTG | 鉛スッテ | 15〜25号 | TG | 唐草模様でリアクション | スレた状況・深場に |
| ビッグアイ | 鉛スッテ | 15〜30号 | 鉛 | 圧倒的コスパ | 予備の大量ストックに |
あなたの水深に合ったスッテ診断
メインの水深と経験レベルから、最適なスッテの組み合わせを提案します。
おすすめスッテ&エギ10選
コロコロスッテ(シマノ)
独特の多角形ボディで船上でも転がりにくく、水中でも安定したフォールが魅力。初心者の最初の1個に最適な扱いやすさです。
- 独自形状で転がりにくい
- フォールが安定して扱いやすい
- 15〜30号の豊富なラインナップ
エメラルダス イカメタルスッテ(ダイワ)
高耐久塗装でイカの歯による傷に強いのが魅力。20〜30号のラインナップも豊富で、深場攻略の主力として長く使えます。
- 高耐久塗装で長持ち
- 20〜30号の深場対応
- 基本性能が高い安定の定番
KS鉛スッテ(キーストーン)
佐賀県メーカー発。硬質発泡素材による高感度と、キビキビした動きが特徴。玄海・呼子エリアでは絶大な信頼を誇る地元のエース。
- 硬質発泡の高感度
- キビキビしたアクション
- 玄海・呼子で実績抜群
EZ-スリム(DUEL)
ドロッパー選びに迷ったらまずコレ。スリムな形状と強い波動で、高活性なイカを効率よく引き寄せるド定番の浮きスッテです。
- ドロッパーのド定番
- スリム形状で強い波動
- 高活性時に抜群の集魚力
クリスタルウルトラ(ヨーヅリ)
透明ボディが最大の武器。澄み潮や光を嫌う神経質なイカに対してナチュラルにアピールできる切り札です。
- 透明ボディで違和感ゼロ
- 澄み潮・低活性に効く
- ナチュラルな切り札
スイスイドロッパー フラッシュブースト(シマノ)
エギタイプならコレ。ステイ中も内部の反射板がキラキラ動き続けるから、止めていても勝手に誘ってくれるオートマチック感が魅力。
- フラッシュブースト内蔵
- ステイ中も勝手に誘う
- エギタイプの鉄板
エギ王LIVE 2.5号(ヤマシタ)
本来はキャスティング用だけど、イカメタルのドロッパーでも大活躍。フォール姿勢が美しく、イカが抱いたら離さない抱き心地の良さが光ります。
- フォール姿勢が美しい
- 抱き心地が良くバラシ軽減
- イカメタルでも大活躍
モンロー夜焚チューン(キーストーン)
デカイカ狙いの秘密兵器。体積があるから海中でしっかり止まり、大型ケンサキイカが好む水平姿勢を維持します。
- 大型狙いの秘密兵器
- 海中で水平姿勢維持
- 体積で存在感アピール
泥棒スッテTG(ジークラック)
唐草模様がトレードマーク。タングステン素材でコンパクトだからラインが立ちやすく、スレた深場でリアクションバイトを誘発する実戦派。
- タングステンでコンパクト
- 深場でラインが立ちやすい
- 唐草模様でリアクション誘発
ビッグアイ スッテ(メジャークラフト)
圧倒的コストパフォーマンス。予備として各号数を揃えやすく、根掛かりを恐れず攻めの釣りができます。
- 圧倒的コスパ
- 予備の大量ストックに最適
- 攻めの釣りでロスト恐れず
現場で差がつく使い方のコツ
着底確認は「糸フケ」で判断
カウンターの数字だけでなく、ラインが一瞬フワッと緩む「糸フケ」で着底を確認しましょう。特に深場ではカウンターの誤差が出やすいので、指でラインテンションを感じる癖をつけると底取りの精度が格段に上がります。
号数チェンジは「5分ルール」で判断
同じ号数で5分アタリがなかったら、まず号数を変えてみましょう。色やフォルムよりも重さ(フォールスピード)の変化にイカは敏感です。特に潮が変わるタイミングでは号数チェンジが一番効きますよ。
上下のスッテは「違う種類+違う色」が鉄則
下(鉛スッテ)と上(ドロッパー)で同じ種類・同じ色を付けるのはもったいない。1投で2パターン同時テストできるのがオバマリグ・イカメタルの最大の強み。3種3色ローテーションで当たりを見つけたら、そこから同じ系統に寄せていくのが最短ルートです。
スナップ接続にして、リーダーの結束を4号以上にしましょう。また根掛かりしやすいポイントではビッグアイのようなコスパモデルを使えば、精神的にも攻めやすくなりますよ。
まとめ ── 水深に合った号数で迷いなく攻めよう
【チェックリスト】
- 15号(浅場30m)・20号(中層40-60m)・25号(深場60-80m)・30号(超深場80m+)を揃えたか?
- 潮の速さでラインが立つ号数に調整できるか?
- 3種(鉛・浮き・エギ)×3色のローテを組めるか?
- 深場用にTGスッテを1〜2個持っているか?
水深に合った号数を選べるだけで、底取りが正確になりオマツリも激減します。まずは25号を基準に、その日の潮を見ながら上下に調整していきましょう。3種3色ローテーションで当たりパターンを見つければ、竿頭も夢じゃありませんよ。
- 最強のスッテセットを組むなら → 「最強スッテまとめ」
- 鉛スッテの選び方を深掘り → 「鉛スッテおすすめ」
- TGスッテの使い所 → 「タングステンスッテ解説」
- カラー戦略を極める → 「イカメタルのカラー使い分け」
- タックル全体を見直す → 「イカメタルタックル&PE解説」
※本記事は筆者の実釣経験と各メーカー公式情報をもとに作成しています。価格は変動する場合があります。


