両方買えって、予算ないんだけど」──イカメタルのリール選びで最初にぶつかるのがこれ。

調べても「使い分けが理想」みたいな答えばかりで、結局どっち買えばいいのかがわからない。

先に答えを言うと、だいたいの人はカウンター付きのベイトでOKです。ただしスピニングにしたほうがいい状況が3つだけあります。

記事の後半では船宿と予算で選ぶ診断と、ベイト・スピニングの価格帯別おすすめ6本もまとめています。

結論:カウンター付きベイトが無難。ただし例外が3つある

初心者
初心者
周りはベイトばかりなのになんでスピニングもいるんですか?
ベイトが有利なのは間違いない。ただ3つの状況だけはスピニングのほうがいい。そこだけ押さえておけば1本目で失敗しません。

ベイトをすすめる理由

理由は2つ。タナが正確に取れることと、フォール速度を変えられることです。

イカメタルは「棚〇〇mね」と船長から指示が出ます。カウンター付きベイトなら数字を見て一発で止められる。スピニングはカウンターがないのでラインのマーキングを数えないといけない。1投あたり10秒のロスでも、時合いが短い日は積もって釣果差になります。

もう一つがサミング。親指でスプールを押さえてフォール速度を変えられるので、渋い日に「ゆっくり落として食わせる」という引き出しが使えます。スピニングはフリーフォール一択なので、食わせの手数が少ない

  • カウンターで指示棚に一発で止められる
  • サミングでフォール速度を変えられる
  • 真下に落とすだけの釣り方に一番合っている

例外①「オモリグ主流の船宿」ならスピニング

山陰・丹後・日本海側の一部では、イカメタルよりオモリグ(中オモリ+エギ仕掛け)が主流の船宿があります。

オモリグはキャストして斜めに引いてくる釣り方なので、ベイトでは無理。ここで間違えると船上で一人だけやることがなくなります。予約の電話で「この船ベイトですか?スピニングですか?」と聞いておくのが一番確実です。

  • 山陰・丹後・福井の船宿はオモリグ主流のところがある
  • 予約の電話で釣り方を確認する
  • オモリグと言われたらスピニングを買う

例外②「浅場で軽いスッテ」ならスピニング

水深20m以浅で15号以下の軽いスッテを使う釣り場は話が変わります。

軽いスッテをベイトで落とすとスプールが回りきらなくてバックラッシュしやすい。スピニングなら軽くても普通に落ちていきます。浅場はフリーフォールで食わせることが多いので、そこもスピニング向き。

  • 水深20m以浅+15号以下はスピニングが扱いやすい
  • ベイトだとバックラッシュしやすい
  • 浅場はフリーフォールが多くスピニングと相性がいい

例外③「キャストして広く探りたい」ならスピニング

真下に落とすだけじゃ物足りない、キャストして流れの先を探りたい人はスピニング一択です。

ベイトでもキャストはできますが、飛距離も手返しもスピニングに全く敵いません。ティップラン系が好きな人は、最初からスピニングで揃えたほうが後悔しないです。

船宿と予算で選ぶ|あなたに合うリール診断

乗る船宿と予算がわかれば、買うべき1本目はほぼ決まります。2つの質問に答えてみてください。

🎣 ベイト or スピニング診断
2つの質問に答えると1本目が決まります

ベイト・スピニング価格帯別おすすめ6選

診断結果と照らし合わせながら、ベイト3本・スピニング3本を価格帯別に選びました。先にスペック表で並べて、あとで1つずつ紹介します。

6商品スペック比較表

商品名 タイプ 自重 ドラグ力 ギア比 実売価格 特徴
シマノ バルケッタBB 150DH-HG ベイト 220g 5kg 7.0 12,000〜14,000円 LEDカウンター付き入門鉄板
ダイワ 紅牙IC 150 ベイト 220g 5kg 6.3〜7.3 22,000〜26,000円 フォールカウンターで食わせる
シマノ 炎月プレミアム 150HG ベイト 220g 6kg 7.8 32,000〜38,000円 フォールレバーで速度自在
シマノ セフィアBB C3000SDHHG スピニング 235g 9kg 6.0 13,000〜15,000円 DH標準のスピニング入門機
ダイワ エメラルダスX LT2500-XH-DH スピニング 225g 10kg 6.2 14,000〜16,500円 ATDドラグで身切れ防止
シマノ セフィアXR C3000SDHHG スピニング 185g 9kg 5.3 28,000〜32,000円 185gで一日疲れない軽量さ

シマノ バルケッタBB 150DH-HG

イカメタル入門の鉄板モデル。LEDバックライト付きのカウンターで夜焚きでも数字が見やすく、マイクロモジュールギアで巻きが滑らかなのでアタリも拾いやすい。1万円台前半でこの装備は正直お得です。

  • 夜焚きで光るLEDカウンターが見やすい
  • ダブルハンドルでゆっくり巻くのが安定する
  • 1万円台前半なのにマイクロモジュールギア搭載
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ダイワ 紅牙IC 150

水深と巻き上げ速度をデジタル表示するICカウンターで、タナ取りがかなり正確にできます。フォール速度も計測できるので、テンションフォールで食わせる釣りに強い中級モデル。ATDドラグでバラしも減ります。

  • フォール速度まで出せるデュアルカウンター
  • ATDドラグでイカの身切れが減る
  • マグシールド搭載で海水に強い
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シマノ 炎月プレミアム 150HG

フォールレバーでフォール速度を段階的に変えられる上級機。イカメタルでいちばん効く「落として食わせる」釣りにぴったり。マイクロモジュールギア+サイレントチューンで巻き感度もトップクラスです。

  • フォール速度をレバーで変えられる
  • 水深とフォール/巻き上げ速度を同時に表示
  • 巻き感度が高くモタれアタリがわかる
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シマノ セフィアBB C3000SDHHG

スピニング入門の定番ダブルハンドル機。シャロースプールでPE0.6〜0.8号が巻きやすく、ラピッドファイアドラグがイカの繊細なアタリに追従します。BBクラスなのにマイクロモジュールギアⅡが入っていて、上位機並みの巻き感。

  • PE0.6〜0.8号にちょうどいいシャロースプール
  • ダブルハンドルでゆっくり巻くのが安定
  • ラピッドファイアドラグで身切れが減る
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ダイワ エメラルダスX LT2500-XH-DH

オモリグとエギング両方で使えるATDドラグ搭載機。滑らかなドラグで身切れが減り、深場から巻き上げてもバラしにくい。LTコンセプトで軽くて丈夫になり、2024年モデルで完成度が上がりました。

  • ATDドラグでバラシが減る
  • LT化で軽くて丈夫
  • オモリグにもエギングにも使える
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シマノ セフィアXR C3000SDHHG

自重185gという軽さで、一日シャクっても腕に疲れが残らないのがこのリール最大の武器。インフィニティドライブで巻き出しが軽く、イカの「モタれ」が手元まで伝わります。感度・軽さ・ドラグを全部ほしい人向けの1台。

  • 185gで一日シャクっても疲れにくい
  • インフィニティドライブで巻き出しが軽い
  • ハイエンド並みの巻き感度
シマノ(SHIMANO)
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まとめ|1本目を決める3つの質問

  • 乗る船宿はイカメタル主流?オモリグ主流?(予約の電話で確認)
  • 釣る水深は30m以上ある?(浅場メインならスピニング)
  • キャストして広く探りたい?(やりたいならスピニング)
  • 全部「イカメタル主流・深場・真下のみ」ならカウンター付きベイト
  • 1つでも例外に当てはまったらスピニングを考える

「両方買え」で片付けられがちなところを、1本目の答えとして整理しました。迷ったら乗る船のスタイルに合わせるのが一番失敗しません。

※ 価格・スペックは2026年4月時点の情報です。最新の価格はリンク先(Amazon)でご確認ください。