イカメタルとオモリグの違いと使い分け|兼用できるタックルも紹介【2026年】
「イカメタルとオモリグって何が違うの?」──船宿のサイトを見てもYouTubeを見ても、なんとなく似てるけど違う。
仕掛けが違うのはわかる。でもどっちを覚えればいいのか、兼用できるのかが、調べれば調べるほどわからなくなる。
ざっくり言うと、イカメタルは真下に落とす釣り、オモリグはキャストして斜めに引く釣りです。どっちを選ぶかは、乗る船と潮の速さでだいたい決まります。
記事の後半では船宿と水深で選ぶ診断と、両方で使えるおすすめタックル6点もまとめています。
- 仕掛け・釣り方・タックルの違いが整理できる
- 自分に合うのはどっちかがわかる
- 兼用ロッド・シンカー・エギの選び方がわかる
イカメタルとオモリグ、何がそんなに違うのか
仕掛けの違い
一番わかりやすいのは「重りの位置」です。
イカメタルは、メタルスッテ(重り一体型のスッテ)が一番下。その上にエダスでスッテをもう1本つける。重りを兼ねた疑似餌を一番下に付けて、真下に落とす仕掛けです。
オモリグは、中オモリ(シンカー)が上で、エギが下。重りと餌の役割を分けた仕掛けで、オモリが沈んでエギが浮いた状態になります。
この「重りと餌を分ける」だけで、釣り方がガラっと変わります。
- イカメタルは重りと疑似餌が一体(メタルスッテが一番下)
- オモリグは重りが上・エギが下で分かれている
- オモリグのほうがエギがフワッと漂う動きになる
イカメタルとティップランの違いは「イカメタルとティップランの違い」でも詳しく解説しています。
釣り方の違い
仕掛けが違うから、操作の仕方も全然違います。
イカメタルは真下に落として、指示棚でシャクってステイ。ひたすら縦の釣り。カウンターで棚を数字で合わせていくので、初心者にも再現性が高い釣り方です。
オモリグは船から斜めにキャストして、中オモリを沈めながら引いてくる釣り方。潮の流れと船の流れが違う「二枚潮」の日でも、キャストした先なら潮を横切ってエギを動かせます。
- イカメタルは真下に落として縦にシャクる
- オモリグはキャストして斜めに引いてくる
- 二枚潮の日はオモリグが強い
狙える時間・イカのサイズ
同じイカを釣る釣りですが、活躍する時間帯とサイズ傾向が分かれます。
イカメタルは夜の集魚灯の釣り。灯りに寄ったイカの群れを真下で狙うので、数を出しやすい。釣れるサイズは小〜中型中心です。
オモリグは夕マズメや日中にも有効で、灯りに寄る前のイカを広く探れる。キャストして広い範囲を叩けるので、良型・大型のイカに当たりやすい傾向があります。
- イカメタル: 夜の集魚灯で数を釣る
- オモリグ: 夕マズメ〜日中に広く探って大型を狙う
- 1日の中で使い分ける人が多い(夕方オモリグ→夜メタルが鉄板パターン)
タックルは兼用できるのか
結論、20号までのオモリなら兼用OKです。イカメタル用のMHクラスのロッドがあれば、15〜20号の中オモリでオモリグも普通にできます。
ただし、25号〜30号以上の中オモリを多用するエリア(山陰・丹後など)だと、イカメタルロッドでは柔らかすぎて操作しきれない。この場合はオモリグ専用ロッドが必要です。
リールも同じで、ベイトはイカメタル専用、スピニングはオモリグ専用と考えたほうが無難。オモリグはキャストが基本なので、ベイトだと効率が悪いです。
- 20号までのオモリならイカメタルロッドで兼用OK
- 25〜30号以上を使うエリアはオモリグ専用ロッド推奨
- リールはベイト=メタル・スピニング=オモリグと分けるのが基本
リール選びの詳細は「ベイトとスピニングどっち?」、ロッドの硬さは「重さ別ロッド選びガイド」で解説しています。
| 比較項目 | イカメタル | オモリグ |
|---|---|---|
| 仕掛けの重り位置 | 下(メタルスッテ) | 上(中オモリ) |
| 釣り方 | 真下に落とす(バーチカル) | キャストして斜めに引く |
| リール | ベイト(カウンター付き) | スピニング |
| 得意な時間帯 | 夜(集魚灯) | 夕マズメ〜日中 |
| 強い条件 | 潮が緩い日 | 潮が速い日・二枚潮 |
| サイズ傾向 | 小〜中型・数釣り | 中〜大型狙い |
| 初心者向き | ◎(カウンターで棚がわかる) | ○(キャスト技術は必要) |
船宿と水深で選ぶ|あなたに合うのはどっち診断
乗る船と水深でだいたい答えは決まります。2つの質問に答えてみてください。
両方で使える!おすすめタックル・仕掛け6選
兼用ロッド2本、オモリグ用シンカー2本、エギ2本の計6点。これだけ揃えれば両方の釣りに対応できます。まずはスペック表で比較して、その後1つずつ紹介します。
6商品スペック比較表
| 商品名 | カテゴリ | サイズ/号数 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| シマノ セフィアXR メタルスッテ B66MH-S/F | 兼用ロッド | 6.6ft / MH | 33,000〜35,000円 | メタルスッテ20号&オモリグ両対応 |
| シマノ セフィアSS メタルスッテ F-B66M-S | 兼用ロッド | 6.6ft / M | 30,000〜32,000円 | F(メタル)/R(オモリグ)の専用テーパー |
| ヤマシタ フリーズシンカー 25号 | シンカー | 15〜40号 | 1,200〜1,600円 | 低重心でピタッと止まる |
| ジャッカル ゲキダキ オモリグシンカー 30号 | シンカー | 20〜40号 | 1,000〜1,500円 | 4枚フィンで姿勢が安定 |
| ヤマシタ エギ王K 3.5号 | エギ | 3.5号 22g | 1,200〜1,500円 | オモリグのドロッパー定番 |
| ヤマシタ エギ王K シャロー 3号 | エギ | 3号 15g | 1,200〜1,500円 | 浅場・フォールじっくり派に |
シマノ セフィアXR メタルスッテ B66MH-S/F
メタルスッテとオモリグの両方に対応する兼用ロッド。メガトップ穂先で微細なアタリが取れて、バットはオモリグの25号シンカーもしっかり背負える硬さです。1本でどちらの釣りも試したい人にちょうどいい1本。
- MHクラスでメタルスッテ20号〜オモリグ25号まで対応
- メガトップ穂先でアタリが取りやすい
- スパイラルX搭載で軽くて丈夫
シマノ セフィアSS メタルスッテ F-B66M-S
2024年フルモデルチェンジの兼用ロッド。F(メタルスッテ用)とR(オモリグ用)のテーパー違いが選べるので、メインでやる釣りに合わせて選べます。3万円前後の価格帯でメーカー最新モデルに手が届くのがこのロッドの魅力。
- Fテーパー(メタル)/Rテーパー(オモリグ)で使い分け可能
- オールSiCガイドでラインの抜けがいい
- 全8モデル展開で釣りに合わせて選べる
ヤマシタ フリーズシンカー 25号
オモリグ専用に作られた低重心シンカー。スリムな形状で水の抵抗が少なく、シャクったあとピタッと止まるのでイカが抱く「間」を作りやすい。ステルスブラックとギャザーグローの2色展開で状況に合わせて使い分けできます。
- 低重心設計でアクション後の姿勢が安定
- スリム形状でシャクリが軽い
- グローカラーで深場でもアピール
ジャッカル ゲキダキ オモリグシンカー 30号
4枚のスタビライザーフィンが付いた姿勢安定型シンカー。シャクリ時の不自然な暴れを抑えてくれるので、エギが綺麗に動きます。ブラックとグロー(白)の2色で、日中と夜焚きで使い分けできるのも便利。
- 4枚フィンで姿勢が安定しやすい
- 後方重心でフォールが速い
- ブラック・グローの2色展開
ヤマシタ エギ王K 3.5号
オモリグのドロッパーとして実績トップクラスのエギ。ハイドロフィンボディで荒れた潮や二枚潮でも姿勢が安定して、イカを連れてきてくれます。夕マズメのオモリグで最初に結ぶべき1本。
- ハイドロフィンボディで潮に強い
- ローライトでもアピール力が高い
- 3.5号はオモリグのスタンダードサイズ
ヤマシタ エギ王K シャロー 3号
フォール速度がゆっくりなシャロータイプのエギ。浅場やタナの上をじっくり見せたい時に活躍します。3号は小さめなのでスレた日や小型のシーズンにも効きます。
- フォール6秒/mのゆっくり沈む設定
- 浅場・活性低めの日に効くサイズ
- エギ王Kの姿勢安定性能は維持
まとめ|迷ったらイカメタルから始めて、潮が速い日にオモリグを足す
- イカメタルは真下に落とす・夜の集魚灯・数釣り
- オモリグはキャストして引く・夕方日中・大型狙い
- 兼用ロッドでMHクラスがあれば25号までは両方いける
- リールはベイト=メタル・スピニング=オモリグで分ける
- 1日で使い分けるなら夕方オモリグ→夜メタルが鉄板
イカメタルとオモリグは、同じイカを釣る釣りだけど仕掛けとタックルがはっきり分かれる別の釣り。初めてなら真下に落とすだけのイカメタルから始めて、物足りなくなったらオモリグに広げていくのが無難です。
※ 価格・スペックは2026年4月時点の情報です。最新の価格はリンク先(Amazon)でご確認ください。


