イカメタルは鉛とタングステンどっち?|2倍出す価値があるか本音で語る【2026年】
「タングステンスッテ1個で鉛が3個買える」──これ、イカメタルやってる人なら全員が感じるジレンマですよね。
釣具屋で値札を見るたびに「本当にこの差額分、釣れるのか?」と自問自答。筆者も最初は全部鉛で揃えて通っていました。
でも、ある渋い日に隣のベテランがタングステンに替えた瞬間連発し始めたのを見て考えが変わりました。
この記事では鉛とタングステンの「本当の違い」を現場目線で解説し、あなたに合うのはどっちかを診断。さらにおすすめスッテ厳選6選も紹介します。
- 鉛とタングステンの具体的な差が「値段」「感度」「状況」で理解できる
- 自分がどっちを買うべきか診断できる
- 予算別のおすすめスッテがわかる
「タングステン買えば釣れる」は本当か?鉛との違いを現場で斬る
① フォールスピードと感度の差
タングステンの比重は約19.3。鉛は約11.3。同じ号数ならタングステンのほうがコンパクトで沈みが速い。
これが何を意味するか。水深40m以上のポイントでは鉛だと着底まで30秒以上かかることがある。タングステンなら20秒台。この差が手返しの差になり、特に時合いが短い日は手返し=釣果に直結します。
さらにコンパクトなぶん潮の影響を受けにくいため、ラインが真っ直ぐ出る。ラインが真っ直ぐ=アタリの伝達ロスが少ない=感度が上がる、という理屈です。
- 同じ号数で比較するとタングステンは鉛より約1.7倍の比重
- 水深が深いほどフォール時間の差が釣果に直結
- ラインが垂直に近づくほどアタリの感度が上がる
② シルエットの差──スレイカに効く理由
同じ20号でも、鉛スッテとタングステンスッテを並べると体積が全然違う。タングステンのほうが一回り小さい。
これが効くのが「後半戦」。集魚灯でイカが寄ってきた序盤は鉛の大きなシルエットでもガンガン抱く。でも時間が経つとイカがスレてくる。
そこでタングステンのコンパクトなシルエットが効く。「さっきまでと違うもの」が落ちてきた→反射的に抱く。このパターンは筆者が何度も経験しています。
- 同じ号数でタングステンは鉛より一回り小さい
- スレた後半戦でシルエットの違いがアドバンテージになる
- 「ローテーションの切り札」として1〜2個持っておく価値がある
③ 鉛で十分な状況
ここは正直に言います。イカメタルの8割の時間帯は鉛で十分。
- 水深30m以浅のポイント → フォール差が小さく鉛で十分
- 集魚灯の下にイカが大量に寄っている高活性時 → 何を落としても抱く
- カラーローテーションのほうが重要な時 → 鉛のほうがカラバリ豊富
- 根掛かりやロストが多いポイント → タングステンのロストは精神的にキツい
特にイカメタル初心者はカラーローテーションと棚の探り方のほうが100倍大事。高いタングステンを1個買うよりも鉛を3色揃えるほうが確実に釣果は上がります。
鉛スッテの選び方とおすすめは「鉛スッテおすすめ10選」で詳しく紹介しています。
④ タングステンが効く状況
逆に、タングステンが鉛では取れないイカを取る場面もはっきりあります。
- 水深40m以上の深場 → フォール速度と感度の差が顕著
- 潮が速い日 → 鉛だと流されて棚をキープできない
- 後半戦でイカがスレた時 → コンパクトシルエットが効く
- 周りが鉛しか使っていない時 → 差別化で独り勝ちパターン
つまりタングステンは「困った時の切り札」。全部タングステンにする必要はなく、鉛3〜4個+タングステン1〜2個の組み合わせが最もコスパが良い運用です。
タングステンスッテの詳細な選び方は「タングステンスッテおすすめ8選」で解説しています。
| 比較項目 | 鉛スッテ | タングステンスッテ |
|---|---|---|
| 価格(20号目安) | 800〜1,300円 | 2,000〜4,000円 |
| 比重 | 約11.3 | 約19.3 |
| シルエット | やや大きめ | コンパクト |
| フォール速度 | 普通 | 速い |
| 感度 | 標準 | 高い |
| カラバリ | 豊富 | 少なめ |
| ロスト時のダメージ | 軽い | かなり痛い |
| おすすめ場面 | 浅場・高活性・パイロット | 深場・渋い時・切り札 |
あなたに合うのは鉛?タングステン?30秒診断
状況や予算によって最適解は変わります。2つの質問に答えるだけで、あなたに合ったスッテの揃え方がわかります。
目的別!おすすめスッテ厳選6選
診断結果をもとに、鉛3選・タングステン3選を厳選しました。それぞれ「なぜこの商品がこの悩みに効くのか」を明確にしてから紹介します。
6商品スペック比較表
| 商品名 | 素材 | 号数 | カンナ | カラー数 | 実売価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ヤマシタ 錘スッテ | 鉛 | 10〜30号 | 国産針φ0.7丸曲げ | 6色 | 900〜1,300円 | BB付スイベルで糸ヨレ激減 |
| ダイワ エメラルダス イカメタルスッテ | 鉛 | 10〜40号 | SaqSas段差カンナ | 7色 | 700〜1,200円 | センターバランス水平フォール |
| シマノ セフィア コロコロスッテ | 鉛 | 10〜45号 | シャープ大型カンナ | 9色 | 740〜1,200円 | 円筒ボディで速いフォール |
| メジャークラフト 弾丸TGスッテ | TG | 12〜20号 | 日本製2段カンナ | 6色 | 1,870〜2,530円 | TG最安クラスのコスパ |
| ダイワ エメラルダス TG | TG | 10〜25号 | SaqSas段差カンナ | 7色 | 1,738〜2,890円 | スリム設計の水平フォール |
| ジークラック イカの助TG | TG | 20〜25号 | フッ素コート国産2段 | 17色 | 3,100〜3,500円 | ワーム素材で抱かせて離さない |
ヤマシタ 錘スッテ
イカメタル用鉛スッテの元祖にして定番。鋭い国産針(0.7mm径)の丸曲げ仕様で、フォール中の微細なアタリも確実にフッキング。ボールベアリングスイベル装備で糸ヨレを大幅に軽減し、トラブルが少ないのも初心者にはありがたいポイント。
- 国産針0.7mm径の丸曲げ仕様でフッキング率が高い
- ボールベアリングスイベルで糸ヨレ激減
- グロー・ピンク・490グローの3系統6色でローテーション完結
ダイワ エメラルダス イカメタルスッテ
センターバランス設計でフォール時に水平姿勢を維持。イカがフォール中に抱きやすい姿勢をキープします。サイドが平らなボディで潮を受けてヒラヒラと動く独自アクションは、カラーローテだけでは反応しないスレイカにも効果的。
- センターバランスの水平フォールでアピール力抜群
- SaqSas段差カンナで微細なサワリも確実にフッキング
- 8号〜50号の幅広いサイズ展開で浅場から深場まで対応
シマノ セフィア コロコロスッテ
コンパクトな円筒ボディで潮の影響を受けにくく素早いフォールを実現。広範囲を手返し良く探れる「パイロットスッテ」の定番。先発として投入し、アタリが出る棚を見つけてからメインスッテに切り替える使い方が鉄板です。
- 円筒ボディで潮に流されにくいパイロット向き
- 丸みのある形状でイカの抱きが良い
- 10号〜45号の幅広いラインナップであらゆる状況に対応
メジャークラフト 弾丸TGスッテ
タングステンスッテの最大のハードルは価格。その壁を壊したのがこの弾丸TGスッテ。フルタングステンボディで他社の半額近い2,000円台という驚異のコスパ。「初めてのタングステン」に最適で、ロストしても精神的ダメージが少ない。
- フルタングステンなのに2,000円前後の圧倒的コスパ
- コンパクトボディで潮流の速いポイントでも仕掛けが安定
- 日本製カンナで確実なフッキング
ダイワ エメラルダス イカメタルスッテ TG
タングステンスッテの王道。スリムな新設計ボディで水平フォールを重視し、「ストンと落ちるもの」より「水平に落ちるもの」に反応するイカの習性を最大限に活かした設計。ケイムラヘッド+夜光スレッドで夜焚きにも強い万能選手。
- スリム設計の水平フォールでスレイカに効く
- ケイムラヘッド+夜光スレッドで夜焚き対応
- SaqSas段差カンナで高フッキング率
ジークラック イカの助TG
布巻きが主流のタングステンスッテ市場でワーム素材(PVC)という独自路線。リアルなコイカを模したフォルムで、イカが抱いた時にソフトな質感で離しにくい。OUTER(ワーム部分)は交換可能で、カラーチェンジもスピーディ。
- ワーム素材でイカが抱いたら離しにくい
- OUTER交換式でカスタマイズ性が高い
- フッ素コーティング国産2段カンナで貫通性抜群
まとめ|迷ったらまず鉛から。切り札にタングステンを1個足す
- イカメタルの8割の状況は鉛スッテで十分
- タングステンは深場・渋い日・スレイカで効果を発揮
- 最強の運用は「鉛3〜4個+タングステン1〜2個」の組み合わせ
- 初心者はまず鉛でカラーと棚を覚えるのが最優先
- タングステンデビューはコスパ最強の弾丸TGスッテがおすすめ
鉛かタングステンかの「答え」はどっちか片方じゃなく「使い分け」にあります。前半は鉛でテンポよく探り、渋くなったらタングステンに切り替える。この引き出しがあるだけで、周りが黙る時間帯に1杯、2杯と差をつけられます。
※ 価格・スペックは2026年4月時点の情報です。最新の価格はリンク先(Amazon)でご確認ください。


